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ジェネシア・ベンチャーズがシード・アーリーステージに特化した2号ファンドを設立、ファンド規模は約80億円

ジェネシア・ベンチャーズは10月26日、シード・アーリステージのスタートアップへの投資に特化した2号ファンド「Genesia Venture Fund 2号投資事業有限責任組合」の最終募集を締め切り、総額約80億円規模で設立したと発表した。

スタートアップ、LP(Limited Partnership)投資家はじめ、このデジタル時代の産業創造に関わるすべてのステークホルダーと、ひとつのチームとして本質的なDX(デジタルトランスフォーメーション)を目指すプラットフォームの構築に取り組むとしている。

同ファンドへの主な出資者は、以下の通り。

2017年12月に総額40億円規模で最終募集を完了した1号ファンドからは、原則リード投資家として、日本・東南アジア地域(主にASEAN主要国)のシード・アーリーステージのスタートアップ47社に投資を実行している(国内35社、海外12社。2020年10月26日時点)。

2号ファンドからも、2020年10月26日時点ですでに40社(国内29社、海外11社)への投資を実行。

2号ファンドにおいても、1号ファンドと基本的なコンセプトは変えずに投資を実施していく方針で、主な対象領域は、DX、ニューエコノミー、メディア・エンターテインメントとしている。

ジェネシア・ベンチャーズは、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンを掲げ、シード・アーリーステージのスタートアップへ投資とバリューアップ支援を行う、独立系のベンチャーキャピタル。

ジェネシア・ベンチャーズの「Genesia」(ジェネシア)は、起源や創生の意味を持つ「Genesis」(ジェネシス)に「Asia」(アジア)を掛け合わせた造語で、「アジアの創生を担うベンチャーキャピタルでありたい」という思いを表現しているという。

東京、ジャカルタ(インドネシア)、ホーチミン(ベトナム)の3拠点を構え、アジア全域において、スタートアップ・事業会社・投資家・政府・自治体・非営利団体など、社会を形成するすべてのステークホルダーとともに、持続可能かつ大きな産業創造に挑むプラットフォームの構築を目指している。

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カテゴリー:VC / エンジェル
タグ:ジェネシア・ベンチャーズ日本

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