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元Appleエンジニア、Apple TVのリモコンとRemoteアプリの歴史を語る

apple tv remote アプリ
 
先日App StoreからApple TVをコントロールするRemoteアプリが削除されました。このアプリとApple TVのリモコンについて、Appleの元エンジニアが詳細を語っています。

ジョブズと共に開発

Apple TVをiPhoneからコントロールするRemoteアプリはコントロールセンターにその機能が組み込まれたことで、先日App Storeから削除されました。このアプリの削除を受けてAppleでRemoteアプリの開発を続けてきたエンジニアであるカニストラーロ氏が興味深いツイートを投稿しています。
 


 
Apple TVをコントロールするアプリの開発が始まったのはまだiPhoneの発売前、2006年に遡ります(初代Apple TVの発売は2006年1月、初代iPhone発売の半年以上前)。RmoteアプリはiTunesとApple TVをコントロールするアプリとしてリリースされました。ただカニストラーロ氏はそれ以上の機能(投票機能など)を搭載する構想を持っていたようです。
 

 
その後、同氏はスティーブ・ジョブズ氏からさまざまなアドバイスを受けてApple TVのリモコン、 Remoteアプリ開発を進めました。途中にジョブズ氏の死去したこともあり、開発などが一部ストップしたものの、ジョブズ氏の助言はSiriリモートの開発に繋がりました。
 
Apple TVのリモコンはまだ究極の形にはなっていないとカニストラーロ氏は語っています。Remoteアプリは廃止されたもののコントロールセンターから簡単にApple TVを操作できるようになったことで、発展の余地は広がったのかもしれません。今後もApple TVの進化だけでなくリモコン(iPhoneからの操作を含む)の進化にも期待してもいいのかもしれません。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)

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