西ヨーロッパのスマホ市場において、プレミアムモデルは2021年に総スマートフォン収益の80%を占めるようになる、と調査会社Strategy Analyticsが予測しています。
iPhone SE(第2世代)がプレムアム市場を牽引
Strategy Analyticsによれば、2019年に西欧スマホ市場のスマホ収益の73%をプレミアムモデルが占め、2020年にはその数字は77%にまで上昇し、2021年に80%に達する見通しであるとのことです。
「プレミアムモデルが西ヨーロッパのスマホ収益状況をほぼ独占することになるだろう」と、Strategy Analyticsの副所長のボリス・メトディエフ氏は述べています。
「西ヨーロッパのプレミアムスマホ市場は、3つの大きなトレンドに支えられている。1つ目は、Samsung Galaxy A90などの廉価な5Gスマートフォン、2つ目は、iPhone SE(第2世代)のようなより廉価な4Gプレミアムモデル、そして3つ目は、VivoやXiaomiのような中国ベンダーのヨーロッパプレムアムスマホ市場への進出である」とStrategy Analyticsディレクターのリンダ・スイ氏はコメントしています。
iPhone SEは2020年4月〜6月に韓国で最も売れたスマホに
iPhone SE(第2世代)は、Samsungのお膝元である韓国で、2020年第2四半期に最も売れたスマホモデルとなったことが調査会社Counterpoint Researchの調査で明らかになっています。
iPhone SEの新モデルについては、2021年に発売されるのではないか、とWedbush証券のアナリストや一部の海外メディアが予想していますが、Nikkei Asian Reviewは複数のサプライチェーンからの情報をもとに「2021年春にAppleがiPhone SEの次世代モデルを発表する計画はない」と9月に報じています。
Source:Strategy Analytics
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-324840/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania