思い立ったらすぐ出発、気に入った場所で好きなだけ、自由に泊まれるキャンピングカーの旅は永遠の憧れ。でも今の車をいきなりキャンピングカーに買い替えたり、全面改造したりするのは現実的にはちょっと無理。だったら今の愛車を、快適な野外泊ができる仕様にしちゃえばいいじゃない! ということで、ここ数年注目が集まっているのがルーフテント。クルマのルーフトップに専用テントを設える“車上泊”スタイルです。
興味を持ち始めている人なら、ぜひチェックしておきたいのがNATIVE CARAVANより発売の「シェルーフ」(19万8000円〜 10月27日現在)。クラウドファンディング・CAMPFIREにて先行予約をスタートしています。
「シェルーフ」は、今乗っている車にそのまま取り付けて、車上でキャンプ生活を楽しめるルーフテント。最大の魅力は、なんといっても設営・撤収の簡単さ。テントのロックを外してトップシェルを開き、専用ハシゴを伸ばしてテントのサイドに設置。あとはテントの窓部分に支えを取り付ければもう完成!
ルーフテントは、メーカーやタイプによっては、最初にトップシェルを開く際に力が必要なタイプもありますが、この「シェルーフ」ではロックを外せば自動的に開くガススプリング式なので、体力に自身がない人でもラクラク設営。
慣れればわずか3分でその日の宿泊場所が確保できてしまうから、テント設営になるべく時間をかけたくない人、例えば、釣りやサーフィンなど、現地に着いたら即遊びたい人にとっては、まさに理想的かもしれません。テントの分だけ車の車載スペースにも余裕ができるから、遊び道具を積みっぱなしにしておくこともできそうです。
取り付けできるのは幅90cm以上高さ4cm以上のルーフキャリアを備えた普通車、ミニバン、SUVなど。設営した状態でのテントのサイズは、奥行き210×幅124×高さ170cm、重量73kgの「ミドルサイズ」」(19万8000円)と、奥行き210×幅144×高さ170cm・重量84kgの「ビッグタイプ」」(21万円)をラインナップ。
内部には極厚5cmのマットレス内蔵で、足元もフカフカ。ちょっとワイルドなカモフラージュ柄もいい感じです。
一般的なルーフテントと比べて比較的リーズナブルな価格も魅力ですが、一つ念頭に入れておきたいのが、購入後のルーフキャリアへの設置はユーザー自らが行わなければならないということ。作業にはそれなりの苦労は伴いますが、一方でこうしたプロセスも含めてまるごと楽しみたい、という人ならば検討の価値は大アリ。設置には2〜4名以上での作業を推奨とのことなので、気心の知れた仲間を集めてチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。
>> CAMPFIRE
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/331937/
- Source:&GP
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