iOS14.2公開と同時に日本でも利用可能になると期待されているApple Watch用心電図(ECG)アプリの、日本語化されたスクリーンショットを、iOSアプリ開発者が公開しました。App Storeでは、すでに心電図アプリのページにアクセス可能となっています。
大量の日本語版「心電図」アプリ画像
Apple Watch用心電図アプリの日本語版説明画像に続き、日本語版説明文を発見した、iOSアプリ開発者のApp Shack氏(@ZuwFNRuFlGZ6Ivc)が、同アプリのスクリーンショットをTwitterに公開しました。
— App Shack (@ZuwFNRuFlGZ6Ivc) October 28, 2020
測定中の表示や、測定結果の表示を確認した同氏は、確認できる範囲の画面はすべて日本語化されているようだ、とコメントしています。
確認できる全ての画面は日本語化されてるっぽい。
— App Shack (@ZuwFNRuFlGZ6Ivc) October 28, 2020
医師と共有できるPDF表示も日本語対応
iPhoneの「ヘルスケア」アプリでは、心電図データをPDFにして、医師に提供することも可能です。
iPhone Maniaでは、App Shack氏から心電図データのスクリーンショットを提供いただきました。
画像では「心電図に心房細動の兆候が見られます。この結果が予期しないものである場合は、ぜひ医師に相談してください」というコメントが確認できます。
App Storeに出現した「ECG」アプリ
筆者が、iOS14.1がインストールされたiPhoneのSafariで「Apple Watch 心電図」と検索したところ、サジェスト欄にApp Storeの「ECG」が表示されました。
検索結果からApp Storeの「ECG」アプリページを開くと、「このAppはApple Watchでのみダウンロードできます」と表示されました。
そこで、Apple WatchのApp Storeで「ECG」アプリのページを開いたところ、「iPhoneが必要です」と表示され、インストールすることはできません。
iPhoneの「ヘルスケア」アプリの「心臓」メニューから、「心電図(ECG)」メニューを開いて「心電図」アプリを設定しようとしても、これまでと同様、位置情報をもとに「この地域では使用できません」と表示され、本稿執筆時点では心電図機能を使用することはできません。
日本での登場も近そう
9月には「心電図」アプリが日本国内での認証を取得しており、アプリの説明文、画面表示の日本語対応がほぼ完了していること、日本のApp Storeに「ECG」アプリが登場していることから、日本でも心電図機能が利用可能になる日は近そうです。
なお、iOS14.2は現在、開発者向けベータ4と登録ユーザー向けパブリックベータ4がリリースされています。
Source:App Shack氏(@ZuwFNRuFlGZ6Ivc)/Twitter
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-325338/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania