Appleは29日、新macOSとなるBig Surのバージョン11.0.1ベータ1をデベロッパー向けにリリースしました。Big Surの正式版がリリースされる前に、新たなバージョンがデベロッパーに提供される異例の事態となります。
GM版が登場するとの噂もあったが
macOS Big Surは当初、Appleが10月13日に開催したイベントでリリースかリリース日の発表があると考えられていましたが、執筆時点(10月29日)でリリース時期に関する情報は提供されていません。
ニュースサイトMacworldは、10月28日に最終ベータ(Golden Master:GM)版が登場すると予測していましたが、macOS11 Big Surベータ10の次に登場したのは、GM版ではなく今回のmacOS11.0.11ベータ1でした。
リリースが遅れている理由についてAppleは明らかにしていませんが、ニュースサイトAppleInsiderは、Intelベースの現行Macと、Appleが独自設計したApple SiliconベースのMacとの両方で機能するようなアップデートを手掛けているからだとみています。Apple SiliconのMacは2020年終わりに登場すると言われていましたが、その後Appleからの具体的なリリース発表は行われていません(11月にイベントを行うとの観測もあります)。
Source:AppleInsider,Macworld
(kihachi)
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