FUJIFILMより、ミラーレスカメラの新機種「FUJIFILM X-S10」(予想実勢価格:ボディのみ13万2000円前後、15-45mmズームレンズキット14万3000円前後)が発表となりました。コンパクトかつ持ちやすいボディに手ごろな価格と、親しみやすいモデルでありながら、手ブレ補正、高い動画性能、バリアングル液晶、FUJIFILMで定評のある美しい色再現の高画質などを便利な機能を多数搭載。一眼カメラ初心者からこだわり派のユーザーまで、静止画・動画問わず快適に撮影できる優等生カメラなんです。
コンパクトで取り回しのよいカメラを多くラインナップしているFUJIFILM。この「X-S10」の重さはボディのみでは465gと500mlペットボトル以下の軽さに。サイズは幅126mm、高さ85.1mm、奥行き65.4mmと気軽なお出かけの相棒としてピッタリ。それでいてグリップ部は深めの設計にすることで、同社の上位機種以上のしっかりとしたホールド感を実現。大きめのレンズを付けた際にも指に負担がかからず安定感を持って撮影ができます。
このホールド感に加えて、最高5軸6段という頼もしいボディ内手ブレ補正機構も搭載。フラッグシップ機で搭載されてきた手ブレ補正ユニットをさらに小型に進化させることで、この小型な「X-S10」への搭載が実現しました。静止画でも動画でも威力を発揮し、レンズが光学手ブレ補正“OIS”搭載であれば、その性能をさらに引き上げてくれます。
もちろんFUJIFILMらしい画質そのものも魅力のひとつ。長年培ってきたフィルム写真の伝統を継承した18種類ものフィルムシミュレーション機能により、さまざまな色合い・コントラストの表現を切り替えつつ撮影を楽しめます。これらのフィルムシミュレーションを元に多彩な調整項目により、さらに好みの画質へとカスタマイズできます。
そして、近年需要の高まっている動画撮影に対する機能も充実。撮影モードの切り替えなしで動画撮影がスタートするRecボタンを右手人差し指の位置に配置。まさに写真のシャッターを押す感覚で、すぐさま記録ができ、動画でも決定的瞬間を逃しません。
4K30P、Full HD60Pに対応し、Full HDではハイスピード撮影の120P、240Pも可能で美しいスローモーション表現もお手のもの。4Kデジタルシネマで用いられる、アスペクト比17:9、4096×2160画素のDCI4Kでの撮影にも対応。前述のフィルムシミュレーションには、映画用フィルムとして愛されるETERNA(エテルナ)も搭載しているので、組み合わせればまさに映画のようなドラマチックな映像が気軽に撮影可能です。そして、動画撮影時には特に便利なバリアングル液晶も搭載し、タッチ操作にも対応。
その他、超高速かつ追従性の高いAF、動画撮影時の電子手ブレ補正(DIS)、スマホとの連携機能などなど、コンパクトなサイズ感と価格設定で親しみやすいモデルでありながら、最新技術がしっかりと盛り込まれた、なかなか贅沢なカメラと言えるでしょう。11月19日発売予定です。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/332511/
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