米国のスマートフォン関連機器メーカーBelkinは10月23日、オーディオブランドSOUNDFORMからiPhone12対応の完全ワイヤレスイヤホンの販売を日本で開始しました。同社より製品をお借りできましたので、じっくりレビューしてみました。
コスパ最強のワイヤレスイヤホン
Belkinは10月23日、SOUNDFORMシリーズから同社初の完全ワイヤレスイヤホンを販売開始しました。
メーカー希望販売価格は5,680円(税抜)ですが、現在Amazonでは割引価格の4,999円(税込)で販売されており、非常にコストパフォーマンスが高いワイヤレスイヤホンとなっています。
iPhone12シリーズの販売を契機に、Appleは日本を含めた各地域でイヤホンの同梱を廃止しており、iPhone用イヤホンの需要が大きく高まっており、Belkinのワイヤレスイヤホンは、値段の手頃感もあり、幅広い層から支持を集める商品となりそうです。
良い点
BelkinのSOUNDFORMワイヤレスイヤホンは、低価格帯に位置する製品でありながら、高音はクリアに、低音は迫力がある音質を提供しており、洋楽やJ-POP、クラシック等の様々なジャンルの音楽を聞いてみましたが、どのジャンルでも音質に問題なく楽しむことができました。
映画視聴についても試したところ、映像と音声のタイムラグも感じられず、迫力ある音声を聞くことが可能だったため、映画や動画視聴にも適したイヤホンだと感じています。
また、10グラムという軽量さは想像以上で、2時間以上の連続使用でも、耳への負担感は筆者は感じませんでした。
SOUNDFORMワイヤレスイヤホンにはマイクが搭載されているため、通話での使用についてもレビューしました。相手の声をクリアに聞くことができ、また筆者の声も相手にも問題なく通じていました。
なお、今回は屋内での通話をレビューしており、屋外で周囲の音が大きい環境でのレビューは今後行ってみたいと考えています。
操作については、AirPodsシリーズでも採用されている、タップコントロール機能を搭載しているため、直感的な操作が可能で、コストパフォーマンスが非常に良いワイヤレスイヤホンとなっています。
タップコントロールについては、音量の変更、曲送り、電話の受信・終了等、必要十分な機能を備えており、iPhone等のスマートフォン本体をカバンの中に入れたままでも、不自由なく操作を行うことができます。
その他、レビューを行った中で筆者が良いと感じた点は以下のとおりです。
- 値段以上に高音質
- マイク搭載型のため、電話やLINE通話も可能
- タップコントロールで自由な操作が可能
- 高さ24.5ミリと小型で目立ちにくい
- 直線的でスタイリッシュなデザイン
- 10グラムと軽量で、フィット感も良好
- ケースから出すと自動でBluetooth接続可能
- IPX5の防滴性
- ケース充電で約24時間利用可能
少しだけ残念な点
レビューする中では、ワイヤレスイヤホンとしての基本的な機能には不満はありませんでしたが、筆者が「もう少し頑張って欲しかった」と感じた点は以下のとおりです。
- 説明書がシンプル過ぎる
- 充電コードがmicroUSB
- タップコントロールのタイミングには少しコツが必要
特に説明書については、グローバルモデルのためか、文章はほぼ記載されずに記号や絵で説明されており、Bluetooth接続に慣れていない方は少し戸惑うかもしれません。
初めてBluetoothを使われる方にプレゼントする場合等は、事前にペアリング設定を行った上で渡す方が良いと思われます。
コスパ最高のワイヤレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンを使用すると、スポーツや外出時だけでなく、リモートワークや家事を行う際にも、ハンズフリーで音楽や通話を楽しむことができます。
Belkin SOUNDFORMシリーズの完全ワイヤレスイヤホンは、約5千円という低価格帯でありながら、良好な音質やタップコントロール機能を実現したコストパフォーマンスが非常に良いワイヤレスイヤホンと言え、iPhone12シリーズでの使用にも最適だと感じました。
さらに、米国版のAmazonでは、同商品が59.99ドル(約6,250円)で販売されており、日本のAmazonでの販売価格(4,999円)は世界的にもお得な値段となっています。
Belkin SOUNDFORMシリーズの完全ワイヤレスイヤホンは、以下のページから購入することが可能となっています。
Source:Belkin
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-324249/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania