Google(グーグル)が、Google PlayのAndroidアプリを見つけやすくするための機能をテストしている。同社によると、実験中の「Compare Apps」機能は、特定の機能や数値を比較して、似たようなアプリのわずかな違いが容易にわかるようになるというものだ。比較される数値は、スターの数や総ダウンロード数などとなる。
この機能を最初に見つけたのはAndroid Policeで、Play Store(v.22.4.28)のメディアプレイヤーアプリのところで、個々のアプリのリスト下にそれを見つけた。
グーグルは機能の存在を認め、現在は小規模なテストを行っているという。
ユーザーがアプリの詳細やレビューを下にスクロールすると比較チャートがあり、例えばメディアプレイヤーならVLC Playerを他のメディアプレーヤーと、「使いやすさ」やオフライン再生のサポート、画質(HD、SDなど)、コントロール(ジェスチャーによるコントロール、再生、スクラブ再生など)で比較できる。
この機能は、グーグルがアプリのレビュワーに尋ねた質問が発端のようだが、真相はまだ不明だ。スターの合計やアプリの総ダウンロード数など、ファイル上のそのほかのデータも使っている。
通常、比較チャートのところには、類似アプリのリストが表示される。それはApple(アップル)のおすすめアプリや、その他のアプリストアによくあるものだ。類似アプリの項目があればユーザーは、そのジャンルのほかのアプリを探しやすい。しかしどちらをダウンロードするかは、アプリの説明やユーザーのレビューを読まないと決められないため時間がかかる。
しかし比較チャートがあれば、自分のニーズに合ったアプリを決めやすい。いろんなアプリをインストールして、必要な機能の有無を確認するなど時間の無駄だ。
TechCrunchに対してグーグルは、これは小規模な実験だが全面展開の予定はまだないと述べている。残念!
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)