iPhoneのバックアップデータを、iOS14.0またはiOS14.1を搭載した端末で復元すると、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の機能が無効になる不具合が発見された、と厚生労働省が発表し、対処方法を案内しています。iPhone12シリーズに機種変更した方などに影響するため、注意が必要です。
9月17日以降にiPhoneの機種変更、バックアップからの復元をした方は注意!
iPhoneを機種変更する際は、使っていたiPhoneのデータをバックアップし、新しいiPhoneで復元することで、スムーズに機種変更が可能です。
厚生労働省は、9月17日以降にiPhoneの機種変更やバックアップデータからの復元で、iOS14.0またはiOS14.1がインストールされた端末に復元した場合、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の機能が無効になってしまうとの報告がAppleからあった、と発表しています。
iPhone12シリーズに機種変更した方や、iOS14リリース後に端末を買い替えた方の多くが該当することになります。
対処方法は3つ
厚生労働省は、以下の3つの対処方法のいずれかの方法により、機能を有効にするよう呼びかけています。
方法1:接触通知をオフにして再有効化
- 「設定」アプリから「接触通知」を開く
- 「接触通知をオフにする」をタップ
- 「オフにしてデータを削除」をタップ
- 接触確認アプリを開くと「COVID-19接触のログ記録と通知を有効にする」が表示されるので、「有効にする」を選択
方法2:アプリを削除し、再インストール
- 接触確認アプリのアイコンを長押しして「Appを削除」を選択し、アプリを削除
- App Storeから再度、接触確認アプリをインストール
- 接触確認アプリを開くと「COVID-19接触のログ記録と通知を有効にする」が表示されるので、「有効にする」を選択
方法3:「使用する国/地域が設定されていません」と表示される場合
- 「設定」アプリから「接触通知」を開く
- 「使用する国/地域が設定されていません」と表示される場合は、「使用可能な国/地域」をタップし「厚生労働省 日本」を選択
- 「使用する国/地域として設定」をタップ
Source:厚生労働省
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-325693/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania