ここ数年で一気にメジャーとなった“送風ウエア”。ファンが服の中に風を送り込み、汗を蒸発させて気化熱で涼しくするもので、以前は屋外作業する人向けの作業着が多かったものが、今年はファッションとしても取り入れられるデザインにこだわったタイプが数多く登場しました。
そんな電気の力を使ったウエアの流れは、どうやら秋冬の防寒ウエアにも来たようです。シート状になった発熱素材にモバイルバッテリーで電気を流し温かくする仕組みで、体が冷え切った状態でも温かさを得られるという、寒がりの人には夢のようなウエアです。
そんな最新の発熱ウエアを5つご紹介します。上から下までひと通りあるので、自分が冷えやすい、寒さを感じやすい場所にワンポイントで取り入れてみてはいかがでしょうか。
1. 耳までガバッと温められる発熱ニットキャップ
まずは頭部から。「Real Heat 発熱 ニットキャップ」には通電すると温かくなるカーボンファイバーをシート状にしたものが使われていて、モバイルバッテリーにつなげば発熱。温度は3段階に調節可能で、保温キープモードなら最大12時間連続で発熱します。ニットキャップ自体も内側には温かく柔らかいフリース素材を使用。耳まで覆えば、頭部はぽっかぽかです。
>> 寒さに弱い?手持ちのニットキャップとネックウォーマーをUSBで温められますよ
2. 工夫満載の発熱中わたマフラー
次は首元。ネックウォーマーもいいですが、頭部からガバッとかぶらなければいけないのが難点。やはり使い勝手がいいのはマフラーです。中わた系マフラー「NUK(ヌーク)」はモバイルバッテリー付きで、約50℃、約45℃、約40℃の3段階で調整可能。またモバイルバッテリー専用ポケットが付いていて、ポケット内部にUSBポートがあるので、そこに挿せばOK。温度調節は外側でできたり、小さく畳んでしまえるポケットが付いているなど、工夫満載です。
>> 今年の冬は電熱ウエアが盛りだくさん!マフラーだって温かくなりますよ
3. ノーカラー中わた系発熱アウター
やはりアウターは外せません。GLOBAL WORKやniko and...などを展開するアダストリアから登場した「A WARMER」は背中部分の内部に発熱シートを取り付けられるアウター。モバイルバッテリー用の内ポケットが付いているので、違和感なく着られます。そこまでモコモコ感がないシンプルなノーカラータイプなので、パーカーの上から着たり、さらにアウターを重ね着したりとスタイリングの幅も広がりそうです。
>> 使い捨てカイロ使うぐらいなら温まる服を着ちゃえばいいんじゃない
4. ライダーにうれしい膝が温かいパンツ
脚だって当然寒いですよね。とくに自転車やオートバイに乗る人にとっては、冷たい風をモロに受ける脚の防寒対策は重要です。「WARM PANTS」は、そんなライダーたちにうれしい、膝部分に発熱シートを取り付けた発熱パンツです。モバイルバッテリーとつなぐケーブルは右ポケット内部にあり、そこで接続。温度設定用ボタンも右ポケット外側に付いています。パンツ自体にもストレッチ性があり動きやすく、裾はリブになっているので、風の吹き込みも防いでくれますよ。
>> 膝さむっ!そんな日は電気で放熱するシート入りのパンツで防寒対策しよう
5. 足元ぽかぽか中わた系発熱シューズ
最後はやはりシューズです。冷え性の人はとくに気になるのではないでしょうか。中わた系の「ヒーター搭載電熱シューズ」は、インソールとアッパーに発熱シートがあり、足の裏だけでなく甲からも温めてくれます。付属の薄型モバイルバッテリーはファスナー付きの専用ポケットに入れて接続。ソールは厚くないので、ルームシューズとしても使えるし、もちろん外で履いてもOK。足元が温かいだけで、かなり体感温度は変わってきますよね。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/333128/
- Source:&GP
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