新たに発表されたiPhone12シリーズ、MagSafe、そしてHomePod miniのデザインについて、オンラインメディアWallpaperがAppleのデザインチームに取材しています。
iPhone12の設計は2年前から始まっていた
今回の取材で明らかになったのは、Appleが新型iPhoneの設計に、少なくとも2年の月日を費やしているということです。Appleのインダストリアル・デザイン・グループは、10月に発表されたiPhone12シリーズのプロトタイプが、ジョナサン・アイヴ氏がまだAppleに在籍していた2018年の時点ですでに制作開始されていたと答えています。
iPhoneとアクセサリーはシリーズとしてデザイン
またAppleのデザイナーであるユージン・ワン氏とジェレミー・バタイロー氏は、iPhone12とMagSafeアクセサリーをどのようにデザインしたかについても語っています。たとえばMagSafeレザーウォレットの場合、iPhone12シリーズの本体やAppleが販売しているケースのカラーとうまく合うよう、4つのカラーが決定されているのだそうです。ヒントになっているのは宝石の原石だと、彼らは語っています。
iPhoneと各種アクセサリーは、それぞれ別々のものではなく、ひとつのまとまったシリーズとしてデザインされているのだそうです。
系列の製品には新たな価値を加える
そしてHomePod miniのように、既存の製品と同じ系列の新たな製品を設計する場合は、常に何か新しいものを追加することを考えるそうです。Appleインダストリアル・デザインのVPを務めるエバンス・ハンキー氏は「デザインチームは常に、どうやったら製品に新たな価値を加えて、よりパーソナルなものにできるかを考えている」と語っています。
Source:Wallpaper via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-326361/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania