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パナソニックの安心ゲートソリューション、小田急百貨店にて実証実験開始

新型コロナウイルスの影響で外出をさける人が増加し、ECサイトなどの成長が著しい。しかし、実店舗での買い物をしないというわけにもいかないだろう。

そこで、パナソニック株式会社と株式会社小田急百貨店は、人々の安心・安全な外出(移動)を可能にする「安心ゲートソリューション」の実装に挑む。

このたびは同ソリューションの実証実験として、小田急百貨店新宿店にて検温と除菌ができる「安心ゲート」の実証を2020年10月30日より開始した。

混雑度可視化と属性データ取得も

「安心ゲート」は、店舗などの出入口に設置することで、完全非接触で検温・除菌を行うとともに混雑度を検知する。また、来訪者の属性(年齢・性別など)の傾向を把握することも可能なようだ。

スプレーによる手指の除菌と微細なミスト状の電解除菌水の噴射による足元の除菌ができ、カメラで顔の位置を検出し検温するというもの。

今回は「安心ゲート」を小田急百貨店新宿店の出入口3箇所(中央口・モザイク通り口・カリヨン北口の予定)に設置している。

今後は施設内の混雑状況データを収集し、空いている場所や時間帯、ルートなどの情報提供を行い、密を避けた移動をサポートしていくとのこと。

「安心ゲートソリューション」とは?

このたび実証される「安心ゲート」を広範囲で複数稼働させ、エリア全体の移動を安心・安全なものにするのが「安心ゲートソリューション」だ。

各所に設置された「安心ゲート」からさまざまな施設の混雑状況データを収集し、同時に鉄道などの混雑情報とも組み合わせてエリア全体の空いている場所や時間帯、ルートといった密を避けるための情報を提供していく。

なお、施設や交通機関の混雑状況可視化にはカメラ画像やGPSが活用されるとのこと。

また、店舗・施設に対しては、来訪者の属性や滞在時間、店内回遊ルートなどの情報を提供し、サービス向上や収益向上につながる売り場設計などに貢献したいとしている。

今回の「安心ゲート」の実証実験ののち、2021年春頃から「安心ゲートソリューション」の実証実験を実施するようだ。

PR TIMES
パナソニック株式会社

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