2021年第1四半期(1月〜3月)に登場するミニLED搭載の新型iPad Proに向けて、LGがディスプレイの量産に年末から乗り出す予定だとの観測が浮上しています。
2021年皮切りにミニLED製品続々
ミニLEDは、液晶ディスプレイ(LED)に次ぐ次世代パネルとして注目を集めており、液晶であるにもかかわらず有機EL(OLED)ディスプレイに匹敵するコントラストや表現力を有しているのが特徴です。ミニLED搭載のiPad Proについては、これまでにも著名アナリストのミンチー・クオ氏やサプライヤー事情に詳しいDigiTimesを筆頭に、様々な観測やリークが登場していました。
今回新たにLGのミニLED量産計画を報じた韓国メディアのETNewsによると、Appleは2021年第1四半期のどこかでiPad Proをリリースする計画で、LGが2020年末にもパネル量産を開始するようです。また同メディアは、AppleがMacBookやiMacにもミニLEDを採用する計画があるとも報じているだけに、改めて今後のミニLED市場拡大が予想されます。
12.9インチでA14Xチップ搭載
Apple初のミニLED搭載製品となるiPad Proは、A14Xチップを搭載し、ディスプレイサイズは12.9インチ、5Gに対応する見込みです。
2020年3月にも新型iPad Proが登場していましたが、0.5倍ズーム対応の超広角カメラやA12Zチップ、拡張現実(AR)向上のためのLiDARスキャナ搭載、マイクの音質向上と、従来のアップデートに比べると“控えめ”だったのも事実です。
それだけに2021年前半に登場するiPad Proには、デザイン面の変更も含めて期待がかかるところです。
Source:ETNews via MacRumors
Photo:Twitter-theapplehub
(kihachi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania