救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用を手がける株式会社Smart119は、救急医療を中心とした専門家の知識をわかりやすく紹介したイラストレーション・シリーズをホームページとして公開。漫画形式でわかりやすく解説された全8作品が公開されている。
音声認識とAIを活用したシステムを開発する企業
同社は、現役救急医が設立した、千葉大学医学部発ベンチャー。救急集中治療医学を専門とする千葉大学の中田孝明教授により設立された医療情報技術の企業で、音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」の開発と運用を行なっている。
2020年4月から、社内外に集う医師、救命救急士、看護師らによる正しい専門知識を集約して一枚のマンガ風イラストレーションとして公開する企画を開始、今回専用のページを設けて過去8作品の公開に至ったという。
さまざまなテーマをイラストで紹介
今回の公開では、過去の作品が一同に会し、印刷用データも用意。企業・学校等において無償で自由に使うことができるようになっている。
「マスクのつけ方・外し方(サージカルマスク編)」「救急・集中治療医が教える正しい「最新版コロナウイルスの症状」」「新型コロナウイルスとインフルエンザの違い」「看護師が教える正しい「アルコール消毒のタイミング」」といったテーマが用意されており、有益な情報を簡単に共有・活用することが可能だ。
さらに、同社は10月にInstagramのアカウントも開設したことも発表。救急医療を中心に専門知識をわかりやすく紹介するマンガ・シリーズを、よりタイムリーかつコンパクトに提供していくとしており、新型コロナウイルスへの対処に関する最新事情のほか、健康維持や生活に役立つ情報に加えて、応急処置やAEDの利用法など救急医療の現場で得られた知識を投稿していくという。こちらも是非合わせてチェックしてみてはいかがだろうか?
- Original:https://techable.jp/archives/141092
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka