金沢大学の藤生研究室(交通・防災まちづくり研究室)とCCCマーケティング株式会社(以下、CCCマーケティング)は、産学連携の共同研究プロジェクトを開始。同プロジェクトでは、Tポイントデータを「地域のためのまちづくり」に活用する。
防災や観光など、さまざまな計画策定への貢献を図る
今回の発表に先立つ今年9月には、金沢の都市圏在住のT会員を対象に調査分析を実施。内容は「新型コロナウイルス流行に伴う動態変化」というもので、Tポイントデータの有効性を実証した。
共創コミュニティサイト「Blabo!」も活用
今回のプロジェクトでは、CCCマーケティングの共創コミュニティサイト「Blabo!」も活用する。同サイトは、ひらめきをシェアするためのコミュニティ。ここで防災や観光に関するアイデアを募集し、インサイト発見につなげていく。
金沢大学の藤生教授によれば、既存の統計データとTポイントデータを組み合わせて分析することで、きめ細かい政策の立案が可能になるという。今後の展開に期待がかかる。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/141369
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ