株式会社ロボットが企画制作したアプリ「Xpark AR」が、台湾初の新都市型水族館「Xpark」にて2020年11月11日より公開される。
「Xpark AR」は、これまで映画やTVCM、スマートフォンアプリなどを手がけてきた同社の映像エンタテインメントとデジタル技術を組み合わせた新たな取り組みだ。
ARアニメーションが見られる
お土産として持ち帰ることができるプロダクトにオリジナルキャラクターのARアニメーションが仕込まれており、スマートフォンのカメラを通してアニメーションを楽しむことができる。
お土産にストーリー性を持たせることで、離れた場所からでも水族館の世界観やストーリーを体験できるだろう。このエンタテインメント手法はニューノーマル時代の新たな可能性のひとつとなるかもしれない。
また、「Xpark」の館内に設置されているスポットにカメラをかざしてもARのショートアニメーションが見られるという。
同アプリの開発には、オープンソースのプログラムと独自のプログラムをかけ合わせたARシステムを構築したようだ。なお、ARマーカーとなるプロダクトに関してもパッケージやぬいぐるみのデザインの製品監修を同社が行ったとのこと。
圧倒的没入感の水族館
これにより来館者は、生きものたちを観察すると同時に自分もその場に行ったような感覚にとらわれるようだ。環境演出のなかには、環境に適応して進化してきた生きものたちの不思議な魅力を引き立たせる多角的な演出ものもあるとのこと。
先端技術を取り入れた「Xpark」において、今後「Xpark AR」の役割はアニメーションにとどまらず広がっていきそうだ。
- Original:https://techable.jp/archives/141400
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口