サイトアイコン IT NEWS

ソニーがZMPとの合弁会社エアロセンス製国産ドローン「AEROBO」の導入法人パートナーを募集

ソニーがZMPとの合弁会社エアロセンス製国産ドローン「AEROBO」導入法人パートナーの募集を開始ソニーは11月10日、同社クラウドファンディングサイト「First Flight」において、エアロセンス製国産ドローン「AEROBO」(エアロボ)の導入法人パートナーの募集を開始した。スタートアップの創出・事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program」(SSAP)によるスタートアップ支援サービスの一環。

自律飛行型ドローンは、測量・点検・物資輸送・災害調査・捜索など、今後さまざまな利活用が想定されるとし、エアロセンスの空飛ぶロボットとともに、空から社会を支えるパートナーを募集している。「AEROBO(エアロボ:エアロセンス製国産ドローン)導入 法人パートナー募集」ページより応募可能。

AEROBOは、「空を舞台に、人の役に立つロボットを創ろう」と、ソニーと自動運転ベンチャー「ZMP」との合弁会社として2015年8月にスタートした、エアロセンスが生み出した国産ドローン。3つのラインナップを用意しており、多岐にわたるソリューションに向けた自動飛行、有線給電による長時間連続飛行、最高時速100km、最大飛行距離50kmでの自動飛行などの特徴を備えている。

汎用型ドローン「AEROBO AS-MC03-T」

汎用型ドローン「AEROBO AS-MC03-T」は、物資輸送・点検・災害調査など多岐にわたるソリューションに向けた自動飛行型ドローン。可搬重量3kg、防水防塵(IP43)を実現し、様々な用途で活躍するとしている。募集パートナーはドローンスクール運営会社、インフラ点検会社など。

災害調査の様子(アクションカム搭載)

有線給電伝送ドローン「AEROBO onAir(エアロボオンエア)AS-MC03-W2」

有線給電伝送ドローン「AEROBO onAir(エアロボオンエア)AS-MC03-W2」は、有線給電により長時間連続飛行し、光ファイバー経由で低遅延非圧縮の4K映像中継を実現する国産ドローン。30倍ズームしても映像はスムーズで、カメラも含めて防水防塵。有線制御なので無線の外乱の心配もない。募集パートナーは放送局、警備会社など。

日本テレビ「第87回日本プロゴルフ選手権大会」 AEROBO onAirによる生中継映像より抜粋

全自動垂直離着陸型固定翼ドローン「AEROBO wing(エアロボウイング)AS-VT01」

全自動垂直離着陸型固定翼ドローン「AEROBO wing(エアロボウイング)AS-VT01」は、垂直離着陸なので場所を選ばず、最高時速100km、最大飛行距離50kmで自動飛行可能。その特徴を活かし、衛星写真よりもタイムリーかつ高精度に、セスナやヘリよりも手軽に、広範囲な写真測量・精密農業・点検・調査を実現。山間部や離島間における物流の効率化、さらには防災や災害調査、緊急搬送などにも貢献できるという。募集パートナーは航空測量会社、インフラ点検会社など。

関連記事
ソニーがAIロボティクス領域のドローンプロジェクト「Airpeak」始動、2021年春に事業開始
ZMPが日本初の物流分野での配送ロボット活用に向けた公道走行実証実験に無人宅配ロボ「デリロ」提供
ZMPが自動走行する電動車いす「RakuRo」の高齢ドライバー向けサブスクを今秋開始
ソニーがヤフーとタッグ、新規事業プロジェクト発の製品を販売する「First Flight」
SonyとZMPのベンチャーAerosenseのドローンが早くも飛行を披露

カテゴリー: ドローン
タグ: エアロセンスAEROBOAISSAPZMP
Sony / ソニー(企業)First Flight日本

モバイルバージョンを終了