韓国の電子部品業界に詳しいメディアTHE ELECが、LGは2021年モデルのiPhone用にディスプレイ供給数を増加させる予定だと報じています。LGは、120Hzリフレッシュレートが可能な低消費電力のLTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide:低温多結晶酸化物)ディスプレイの生産数を増やしており、これがiPhone13(仮称:2021年モデル)に搭載される可能性が高いようです。
供給数とバッテリー消費の問題でiPhone12シリーズへの搭載を断念
iPhone12 Pro Maxでは120Hzリフレッシュレートディスプレイを搭載した生産検証試験(PVT:Product Validation Test)段階のデバイスもあったようですが、最終的に、120Hzリフレッシュレートディスプレイと5G対応、消費電力の増加をもたらす2つの新機能のうちどちらか一方を選択する必要性が生じた際に、5G対応が優先されたために実現されなかったと、リーカーのジョン・プロッサー氏が報告していました。
また、バッテリー消費の問題を解決するための、十分な数のLTPOディスプレイも確保できなかったようです。
120Hzは無理でも、今よりも高リフレッシュレートのディスプレイ搭載か
Tom’s Guideは、「THE ELECの報道通りであれば、AppleはiPhone13に120Hzリフレッシュレートディスプレイを搭載する可能性が高い。120Hzではないにしても、現在よりも高いリフレッシュレートを持つディスプレイを搭載するかもしれない」と予想しています。
Source:THE ELEC via PhoneArena, Tom’s Guide
Photo:ZONEofTECH
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania