AppleがM1チップを搭載した3モデルのMacを発表したイベントの最後に、2006年から2009年にAppleが公開したCMシリーズ「Macくんとパソコンくん」に出演していたパソコンくんが登場し、ユーモラスに締めくくりました。
「ちょっと待って!」とパソコンくんが登場
AppleのM1チップ搭載のMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniを発表した「One more thing.」イベントは、ティム・クック最高経営責任者(CEO)による「2021年も楽しみにしています。更に素晴らしい体験をお届けします」という挨拶で締めくくられました。
Appleロゴが映り、そのままエンドロールかと思いきや、「ちょっと、ちょっと待って!」と男性が登場しました。
「もう1つあります。こんにちは、パソコンです」と登場した男性は、Appleが2006年から2009年に放映していた、MacとWindows PCを比較したCMシリーズ「Macくんとパソコンくん」に、パソコンくん役で出演していたジョン・ホッジマン氏です。
「そんなに進化しちゃってどうするの?」「すごく静かになったね」「より長いバッテリー駆動時間だって?電源に挿せば?」「僕だってまだ速いよ」、Macに呼びかけるように動きまわります。
「今までだって速かったしこれからも速い」と、アピールしているうちに息切れしたパソコンくんは「充電しなきゃ。君たちの幸運を祈るよ」と立ち去っていきます。
パソコンくんが出演しているシーンは、Appleが公開したイベント動画の45分28秒あたりで、こちらで視聴できます。
ちなみに、オリジナルのCMシリーズでMacくんを演じたジャスティン・ロング氏は出演していません。
66本が公開された「Macくんとパソコンくん」
「Macくんとパソコンくん」のシリーズは、66本が公開されましたが、制作された本数は323本にのぼります。
当時、Appleの最高経営責任者(CEO)だったスティーブ・ジョブズ氏の完璧主義に泣かされたことや、配役に込められた意図などの裏話が、オリジナルCMシリーズ公開10周年の2016年に公開されています。
なお、日本で「Macくんとパソコンくん」を演じたのはお笑いコンビのラーメンズでした。
Source:Apple/YouTube
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-328110/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania