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IPAが量子コンピューティング普及に向け「量子アニーリング・イジングマシンプログラミング実践講座」開催

IPAが量子コンピューティング普及に向け「量子アニーリング・イジングマシンプログラミング実践講座」開催

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は11月13日、量子コンピューティング技術の普及・啓発を目的に「量子アニーリング・イジングマシンプログラミング実践講座」(無料)を全3回の日程で開催すると明らかにした。定員は20名。定員を上回る応募があった場合は抽選となり、抽選結果は12月3日18:00までに連絡を行う。申し込みはconnpassより行える。

開催日時は、第1回:2020年12月11日18:30~21:00(オンライン)、第2回:2021年1月22日18:30~21:00(オンライン)、第3回:2月23日10:00~18:00(オフライン)。第3回はワークショップ形式で、実施会場は東京都内の貸会議室を予定。また第1~3回まで全3回への申込みとなり、一部だけの受講は行えない。

応募条件は、Pythonによる基本的なプログラミング経験、同講座で使用可能なPCを用意できること、第1回および第2回でオンライン受講できるインターネット環境、第3回開催の東京都内の会場に参加できること、第1~3回まで全てに参加できること。

講座では、Pythonによる基本的なプログラミングの経験を前提に、最新の量子アニーリングマシンやイジングマシンを用いたプログラミングの基礎を学ぶ。また、受講者が考えたテーマによるアプリケーションを開発。実機に触れる機会の少ないアニーリングマシンやイジングマシンを実際に利用できる学習機会としている。講師は、最前線で量子アニーリング・イジングマシンを用いた研究開発を実践している企業の開発者と大学の研究者が担当する。

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カテゴリー: イベント情報
タグ: IPA(独立行政法人情報処理推進機構)量子コンピュータ(用語)日本

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