来月1日の発売が予定されているKDDIとNrealのスマートグラス「NrealLight(エンリアルライト)」。XR技術を活用し、バーチャルな映像体験を楽しむことができる、次世代のデバイスだ。
そしてこの度、「NrealLight」の発売プロモーションの一環として、AIによる音声・文字の自動翻訳ツールが提供されることになった。
音声や文字を翻訳しグラス上に表示
新たに提供される「オンヤク for Nreal」は、ARグラスに特化した音声翻訳ツールだ。
「NrealLight」を付けた状態で会話をすると、相手の発話がAIにより自動で翻訳され、母国語で視界に表示される。発話者がそれぞれデバイスを装着していれば、リモートでも翻訳機能を使うことができるという。
対して、「視界翻訳カメラ」は、目に映った文字情報を翻訳して表示してくれる機能。「NrealLight」を付けてさえいれば、外国語のメニューやビジネス文書も難なく読むことができる。
スマートグラスの利点を活かす
「オンヤク for Nreal」と「視界翻訳カメラ」を提供するロゼッタ社は、日本人の言語的ハンディキャップの解消を掲げ、Aiによる自動翻訳事業を展開するテクノロジー企業。
様々な情報をハンズフリーで瞬時に閲覧できるARグラスの強みに目をつけ、「NrealLight」の発売プロモーションに協力する。
「NrealLight」は、KDDI社とNreal社による共同開発のスマートグラス。価格は6万9,799円(税込)で、来月1日からau Online Shopや全国のKDDI直営店で発売される予定だ。
(文・九条ハル)
- Original:https://techable.jp/archives/141999
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:九条ハル