クラウドストレージはさまざまなデバイスから、そしてあらゆる場所からアクセスでき、容易に容量も増やせるメリットがある。その一方でデータ漏洩のリスクと常に隣り合わせだ。そうした悩みに応えるツールが登場した。自宅に設置できるパーソナルクラウドの「Amber X」だ。
どこからでもアクセス可能
たとえば、スマホで撮った写真やビデオをAmber Xにワイヤレスで送信して保存し、そうしたコンテンツにPCからアクセスするといった使い方ができる。つまり、大手サービスが提供しているクラウドストレージと同様、端末や場所を問わずに利用できる。
手軽にデータを移せるので、スマホのデータ容量を常に確保できる。Amber Xはまた、USB 3.1や HDMI 2.0、SDカードスロットも備え、直にデータをストレージに移すことも可能だ。
利用者を限定し安全確保
不特定多数の人が使用するサービスはリスクを覚悟しなければならないが、Amber Xの場合、そうしたリスクとは無縁になる。もちろんデータ暗号化にも対応する。
そのほか、自分が所有するクラウドストレージなので使用料が発生しないのもメリットだ。
機密情報を扱うことが多い人にとって、最も信頼できるデータ保存手法となりそうなAmber Xは現在、クラウドファンディングサイトInddiegogoで資金調達を展開していて、記事執筆時点の出資額は129ドル(約1万4000円)〜。出資は12月9日まで受け付け、来年2月の発送を予定している。
- Original:https://techable.jp/archives/142095
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi