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パイオニア製エキサイター、通話機器「ウインドウスルー会話装置」に採用

パイオニア株式会社は、同社のエキサイター(振動素子)が、今月24日発売の通話機器「ウインドウスルー会話装置」に採用されたことを発表。この通話機器は株式会社NTTドコモとNTTテクノクロス株式会社が開発したもので、その名の通りガラス越しの会話をサポートする。

ガラス越しのスムーズな会話を実現する装置

「ウインドウスルー会話装置」では、NTTメディアインテリジェンス研究所が開発した「ウインドウトーク技術」を活用。同製品の使用者は、受話器型の装置を自動車や建物のガラス窓に押し当てる。内蔵エキサイターがガラスを振動させることにより、マイクで集音した声が窓越しの相手に伝わるという。

また、「ウインドウスルー会話装置」に内蔵された振動ピックアップが、ガラスの振動を音響信号に変換。これにより、同装置に接続したイヤホンを用いて相手の声を聞けるとのこと。どちらか一方の人が装置を使用すれば、双方向のコミュニケーションが実現する仕組みだ。

withコロナ時代の新たなソリューションに

「ウインドウスルー会話装置」は、withコロナ時代のコミュニケーションを支援する。たとえば検問やイベント案内などで使うことにより、飛沫感染のリスクを抑えられる。そのほかにも介護や医療現場における面談など、幅広いシーンでの活用が見込まれている。

動力源は一般的な単3乾電池2本で、10時間程度使用できるようだ。また、IPX3相当の防水・防滴性能を備えており、屋外での使用にも対応。参考価格は1台5万円(税別)となっている。

PR TIMES
NTTテクノクロス株式会社

(文・早川あさひ)

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