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質屋のDXを目指すセール アンド リースバック「CASHARi」のガレージバンクが資金調達

質屋のDXを目指すセール アンド リースバック「CASHARi」のガレージバンクが資金調達

モノの価値を活用したファイナンスを実現する、個人向けセール アンド リースバックサービス「CASHARi」(カシャリ)を開発・運営するガレージバンクは11月19日、第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。引受先は、リード投資家のW venturesのほか、East Ventures、起業家・エンジェル投資家の有安伸宏氏。

今回の資金調達により、CASHARiの開発を推進するとともに、運営体制の強化に取り組む。

2020年1月設立のガレージバンクは、「モノの価値を、みんなの力に」をミッションとするスタートアップ。モノの価値を公正に評価し、その価値を即座に資金化する仕組みを整えることで、所有から利用へのシームレスな切り替えによる、信用情報に頼らない新たな個人向けファイナンスを実現するとしている。

カシャリは、モノの価値を活用したファイナンスを実現する、C向けセール アンド リースバックサービス。

利用者は、簡単なアプリ操作だけで、ファッションアイテムやデジタルガジェットなどのアイテムの価値を確認し、そのまま資金化可能。カシャリは質屋のDXを目指したプロダクトで、申し込みに際し、対面でのやり取りやアイテムの発送はなく、一切の手続きはオンラインで完結する。資金の受け取りは、銀行振込以外に、銀行口座不要のセブン銀行ATMでの受け取りも選択可能。

またカシャリでは、そのほかフリマアプリとは異なり、アイテムを手放す必要がなく、リース料を支払うことでアイテムを使い続けられる。借入とも異なり、個人の信用情報に頼らないため、利用者の職業や収入などの審査もない。

これまでクローズドβを展開し、ビジネスモデルの検証を進めていたが、2020年11月にオープンβの提供を開始。さらなる検証を進める予定。

カテゴリー:フィンテック
タグ:CASHARiガレージバンク資金調達(用語)セール アンド リースバック日本(国・地域)

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