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iPhoneの充電器同梱廃止に販売担当者も混乱か、Appleはアプリで研修提供

iPhone12 外箱 AppleEvent
 
Appleは、iPhoneから充電器とEarPodsの同梱を廃止したことについて、Apple Storeの従業員が顧客に説明できるよう、従業員向けアプリを使ったトレーニングを実施しています。

同梱ケーブルを使った高速充電を案内するよう指示

Appleが、iPhone充電器とEarPodsが同梱されなくなったことについて、販売担当スタッフ向けアプリを使った研修を行っている、と匿名の読者様からiPhone Maniaに情報提供がありました。
 
アプリには、顧客からどの充電器を選ぶべきか尋ねられた時には、環境保護への取り組みの一環として、充電器とEarPodsの同梱を廃止したかわりに、高速充電に対応したUSB-C to Lightningケーブルを同梱していることを説明し、USB Type-C(USB-C)充電器を案内するように、との指示があります。
 
また、同梱品を減らしたことで箱が小型化し、一度の輸送で運べる製品数が増えて環境負荷を軽減できることも伝えるように促しています。
 

 
見慣れないUSB-C to Lightningケーブルに戸惑う顧客を想定してか、「お客様から充電について質問を受けた場合は、USB-C to Lightningケーブルがとても便利なものであることをご理解いただきましょう」といった説明もあるようです。

想定問答集も用意

販売担当者アプリには、顧客との想定問答集も用意されており、以下のような質問への回答が掲載されているそうです。
 

充電器同梱廃止に従業員も戸惑い?

販売担当の従業員向けアプリには、従業員が書き込むことのできるフォーラムも用意されています。
 
フォーラムには、世界各地の従業員から書き込みがあり、充電器が付属しないことについての質問が数多く寄せられており、充電器がないことに戸惑う来店客も多いようです。
 
アメリカでの調査では、iPhone12シリーズ購入者の7割以上が同梱品の削減に不満を持っている、との調査結果も出ています。
 
このほか、販売が開始されたばかりのM1チップ搭載MacHomePod miniについての専用フォーラムも設けられ、従業員どうしのやりとりが活発に行われている模様です。
 
 
(hato)

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