居住性や取り扱いの簡便さを重視したファミリー向けテントと違い、個性的なバリエーションが多いのがソロ向けキャンプアイテムの面白さ。多様化する野営スタイルにあわせてさまざまなアイテムが登場していますが、WAQから発表されたソロ用テント「Alpha T/C」(2万9800円)もそんな個性派テントのひとつかもしれません。
設営簡単なワンポールのティピー型、しかもソロテントではちょっと珍しい跳ね上げ式のサイドフラップや、オールシーズン対応するためのスカートも標準装備。スタイルに合わせて自由なアレンジが楽しめる、おひとりさま専用テントです。
キャンプ初心者にとって、ひとりでなにもかもこなさなくてはならないソロキャンプはちょっぴり敷居が高いもの。「Alpha T/C」は、そんなエントリーユーザーにこそ、ひとりの時間を気軽かつ快適に楽しんでほしいと企画されたソロ用テントです。
ペグで幕を固定したら、あとはポールを1本立てるのみの、設営も撤収もラクラクなのがティピーテントの特徴。素材にはポリエステルとコットンを混紡させたポリコットン素材を採用しているので、万一火の粉がこぼれても穴が空きにくい。テントの近くで焚き火を楽しめます。
また、ミニマムさが身上のソロキャンプといっても、最初のうちは不安な気持ちにかられてあれこれ持ち込みたくなるかもしれませんよね。そこで「Alpha T/C」では、インナーテントの床面積を230cmx110cmと、ソロキャンプ用としては広めに設計。余裕のある室内空間にはコットだって余裕で置けます。
同じく秋冬シーズンの使用を想定して、フライシートと同じTC素材を用いたスカートを標準装備しているので、冷たい空気の侵入をシャットアウト。さらに、ソロキャン向けとしては珍しく、スタイルアレンジの幅を広げるサイドフラップを採用している点も魅力のひとつ。
開放的なシーズンならタープのように大きく広げてリビングスペースとして使ってもいいし、装備を収納するための前室として使っても。季節や天候、あるいは装備の量やキャンプスタイルの変化にあわせて、自分らしく多彩なアレンジが楽しめます。
なお、11月23日現在、初回入荷分はすべて完売。次回入荷分については事前抽選等で販売される予定とのことです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/337644/
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