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Apple、アプリ販売手数料半額プログラムへの開発者の喜びの声を紹介

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Appleが、中小規模のアプリ開発者を対象に、App Storeの手数料を通常の半額に引き下げる「App Store Small Business Program」への開発者らの喜びの声を紹介しています。

年間収益100万ドル以下なら手数料率を半減

Appleは先日、前年の収益が100万ドル(約1億円)以下のアプリについて、App Storeの手数料率を通常の30%から半分の15%に引き下げる「App Store Small Business Program」を2021年1月1日から実施すると発表しました。
 
Appleは、年間収益が100万ドル以下の事業者数がどの程度あるのかを公開していませんが、「開発者の大部分を占める」と言及しています。

開発者ら18人の喜びの声を紹介

現地時間11月24日、Appleはプレスリリースでアプリ開発者らの喜びの声を紹介しています。
 
取り上げられているのは、アプリ開発者や開発企業の経営者ら18人の声で、手数料率の引き下げがビジネスにプラスに働き、より良いアプリの開発につながる、といったAppleへの感謝の声が並んでいます。
 

 

Appleの収益に大きな影響なし?

一方、収益が100万ドルのボーダーラインに近い開発者にとっては、収益の変動に左右されやすく、意図的に売上高を減らそうとする開発者が出る問題をはらんでいる、との指摘もあります。
 
Appleは、「App Store Small Business Program」の発表に先立ち、App Store手数料率を引き下げれば企業の収益に大きな影響が出る可能性がある、と米連邦証券取引委員会に報告していました。
 
しかし、App Storeの売上高は、年間収益が100万ドルを超える上位2%の事業者が全体の95%の売り上げを稼ぎ出す構造のため、手数料を引き下げてもAppleの収益に大きな影響はないだろう、との推計も発表されています。
 
 
Source:Apple
(hato)

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