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インドではAirPodsより地元ブランドとXiaomiのワイヤレスイヤホンが人気

Counterpoint
 
世界的には、左右が独立した完全ワイヤレスイヤホン(TWS: True Wireless Stereo)市場で首位に立つAppleですが、インドでは事情が異なるようです。

インドのTWS市場、前年同期比723%増に

調査会社Counterpointによると、スマートフォン・メーカーの多くが完全ワイヤレスイヤホン市場に参入、スマホで培ったブランド認知度と販売チャネルを使って売上を伸ばしているとのことです。
 
また新型コロナウイルスの影響で完全ワイヤレスイヤホン需要が高まり、インドでは市場そのものも大きく成長、前年同期比で723%もの伸びを記録しました。

最大シェアはboAt、Appleは5位

Counterpointの調べによると、インドにおける2020年第3四半期(7月〜9月)の完全ワイヤレスイヤホン市場において、最大のシェアを獲得したのはインドのブランドboAt(18%)でした。2位はXiaomiのサブブランドRedmi(16%)、3位は元Oppoのサブブランドで現在は独立したrealme(12%)、4位は音響ブランドJBL(Samsungの小会社Harmanの一ブランド。8%)、Appleは5位(6%)となっています。
 

 
また同四半期にインドで最も売れた完全ワイヤレスイヤホンはRedmiのEarbuds 2Cでした。AppleのAidPods(第2世代)は5位にランク入りしています。
 

 
Counterpointによれば、AppleのAirPodsは2019年に、インド市場における最大のシェアというポジションを失いました。その後、競合他社が価格の安い完全ワイヤレスイヤホンを市場に投入するのに伴いさらにシェアが縮小。第3四半期のシェア6%という数字は、前年同期比でむしろプラスに転じているとのことです。

 
 
Source:Counterpoint
(lunatic)

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