台湾DigiTimesが、AppleはiPhone13シリーズ用に、自社開発のアンテナ・イン・パッケージ(AiP:Antenna-in-Package)に加え、RFフロントエンドモジュール(RF-FEM:RF front-end module)も自社設計のものを搭載する可能性があると報じています。
iPhone12用5Gミリ波アンテナでAiP搭載済み
中国IT之家は、Appleは既に、米国向けiPhone12の5Gミリ波(mmWave)用アンテナとして、自社設計のアンテナ・イン・パッケージを搭載しており、今後はRFフロントエンドモジュールの開発も、Appleが自社で手がけるようになると予想しています。
バッテリー関連パーツも含めたコストダウン策か?
iPhone13には、「ソフトボード・バッテリーテクノロジー」が採用されるとの予想もあります。同テクノロジーは、液晶ポリマー(LCP:Liquid Crystal Polymer)ソフトボードとしても、知られスペース効率と製造コスト削減につながることから、今回の自社開発RFフロントエンドモジュールとをあわせ、設計開発費と製造コスト削減を目指していると考えられます。
Source:DigiTimes via IT之家, Gizchina, Infineon
Photo:NeoDrafts
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- Source:iPhone Mania
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