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TSMC、3nmプロセス製造施設が完成〜2022年にA16を生産か

Apple TSMC サムスン
 
台湾DigiTimesが、TSMCはSouthern Taiwan Science Park(STSP)に建設していた3nmプロセス製造施設の完成記念式典を開催したとのことです。同施設では、2022年から3nmプロセスによる半導体製造を開始する予定です。

N5プロセスから大幅な性能向上予測

今回完成した3nmプロセスでは、2022年下半期(7月〜12月)から商業用半導体製造が始まるとDigiTimesは伝えています。
 
Notebookcheckによれば、TSMCの3nmプロセスは5nmプロセスと比較して15%のパフォーマンス向上、30%の消費電力低減が実現されると予想しています。

TSMCの3nmプロセスで、A16を製造か

TSMCの第26回テクノロジー・シンポジウムにおいて、3nmプロセス「N3」でのリスク生産を2021年中に、量産を2022年第2四半期(4月〜6月)に開始する予定だと発表していました。
 
このN3では、Appleの2022年モデルiPhone向けSoCであるA16が製造されると予想されています。
 
 
Source:DigiTimes via Notebookcheck
(FT729)

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