本格的な寒波の到来に備えて、アウターの準備は早めにしておきたいもの。あったかアウターの定番といえばやっぱりダウンジャケットだけど、ニットやネルシャツなど冬もの素材の上に重ねたときの着ぶくれ感はどうしたって否めない。冷たい風を防ぐならムートンレザーというチョイスもあるけれど、天然素材ゆえのゴワつきや重さが身体になじまないという声も聞かれます。
冬でも軽い着心地で、確実に暖かいアウターが欲しい!という欲張りな人に紹介したいのが、NASAの宇宙服にも採用されているハイテク断熱素材を用いた最新アパレル。シリコンバレーで開発された特殊素材をタウン向けアウターに応用した「SUPIELD キスラーエアロゲルジャケット」(3万7400円〜 11月27日現在)が、クラウドファンディング・Makuaeにて先行予約を受付中です。11月29日までの期間限定プロジェクト、気になった人は急いでチェックを!
まず驚くのはその薄さ。ここ数年はすっきり着られる薄手ダウンも増えていますが、この「キスラーエアロゲルジャケット」は、薄さたったの2mm! 抜群の薄さと軽さで着ぶくれ知らず。腕や肩、体幹の動きを損なうことがありません。
この薄さの秘密は、宇宙開発技術にも使われている断熱素材 “エアロゲル”。これは、1931年にスティーブン・キスラーによって発明されたハイテク素材で、その特徴は極めて低い熱伝導率。エアロゲルの熱伝導率は空気のそれより低いため、衣料品として身につければ、理論上は人体内部から発せられる熱を外に逃すことがないということになります。
ただ、もともと低密度固体であるエアロゲルは、性質上そのまま一般的な衣服に応用することは難しい。そこでSUPIELDによって開発されたのが、保温性・断熱性を損なうことなく、薄さと軽さ、透湿性を備えた複合材“S.KISTLER(キスラー)エアロゲル”です。
「キスラーエアロゲルジャケット」では、このS.KISTLER エアロゲルをシート状にして、表地と裏地の間に均一に備えることで高い断熱性を実現。ダウンのように中綿が偏ることがないためキルティングも不要。縫い目部分から熱が逃げることもありません。
ライナーには、赤外線を反射して保温性をアップさせるシルバーハニカム反射素材を採用。身ごろ内側には、衣服内の温度を示すラベル温度計や、体温を感知して色のかわる温感ロゴを配置するなど、宇宙服を思わせる遊び心もたっぷり。
一方で、身ごろ裾部分には脱着可能な腰スカートを備えて冷気の入り込みをガードしたり、内部温度が高くなりすぎることを考えて脇下部分にベンチレーションを配置したりと、防寒面にもしっかり配慮。袖口部分は、手首の可動域を配慮し、内側に曲げる動作を損なわないようデザインされていたり、フードと左袖に夜間の視認性や安全性を考えた再帰反射ロゴをつけたりなど、実用面も優秀です。
そしてもう一点、うれしいのがお手入れの簡単さ。S.KISTLER エアロゲル素材は、形態安定性・洗浄性に優れた性質を備えており、この「キスラーエアロゲルジャケット」も一般家庭用の洗濯機で丸洗い(水温30℃以下・弱水流推奨)が可能とされています。ダウンやレザーのように専用クリーニングに出したり、汚れやニオイを気にする必要なし、ガンガン着られていつでも清潔を保てるのは、冬のアウターとしてはかなりうれしいポイントです。
寒いのはイヤだけど動きにくいのもイヤだし、面倒なお手入れもイヤ! そんな真冬のお出かけの悩みを一挙に解決してくれそうなハイテクアウターです。カラーはブラックとレッド、サイズは男女兼用でS〜3XLの6サイズをラインナップ、商品のお届けは2021年2月を予定しています。
>> Makuake
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/338302/
- Source:&GP
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