「外食業界の平均給与水準を50万円上昇させる」をビジョンに飲食業界のあらゆる問題をITで解決するShockTechは、総額約5700万円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、TEORY、バンク・オブ・ストラテジー、メニューデザイン研究所、および複数の個人投資家。
今回調達した資金は、オーダーデータプラットフォーム「LOOP」(ループ)のさらなる開発強化に投資する。「フランチャイズチェーン展開店舗向け機能開発」「売上管理システムとの連携強化の開発」を予定しているという。
LOOPは、モバイルオーダーを活用したオーダーデータプラットフォームを提供するサービス。来店客のスマホからQRコードを介して料理の注文を可能にするモバイルオーダーを基本機能として搭載し、「人件費の適切化」や「感染症対策」などの課題解決を実現する。
LOOPのモバイルオーダーの特徴は、キッチンディスプレイを導入している点にあるという。これにより、オーダーの振り分けや、優先順位付けなどのオーダー管理をサポート可能な上に、提供時間データを取得することが可能となる。取得した提供時間データを元に、時間帯別や商品別の提供遅延率を算出することで、飲食店の営業状況の可視化を可能としている。
またあわせて、業務支援コンサルティングを行うことで、スムーズな導入支援と店舗ごとの商品提供時間などのデータ活用を実現し、導入店舗と店舗利用者の双方が便利な世の中に導くとしている。
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カテゴリー:ネットサービス
タグ:資金調達(用語)、ShockTech、モバイルオーダー、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/11/30/shocktech-loop/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Takashi Higa