Qualcommが現地時間2020年12月1日、同社の年次技術サミットにてSnapdragon 888を発表しました。このチップは、2021年のハイエンドAndroidスマートフォンに搭載される見通しです。
Snapdragon 888の特徴
Snapdragon 888は、低消費電力といわれるSnapdragon X60 5Gモデムを搭載しています。この5Gモデムは、サブ6GHzとミリ波両方式をサポートします。これにより、Snapdragon 888を搭載したスマートフォン全機種で、サブ6GHzとミリ波、どちらも利用可能になります。
Snapdragon 888には第6世代人工知能(AI)が搭載されており、AI機能利用時のパフォーマンス向上と、低消費電力を実現しています。
画像処理に関しても、Snapdragon 888は新しいSpectra ISP(Image Signal Processor)を搭載、2.7ギガピクセル/秒、もしくは1,200万画素で約120枚の画像キャプチャに対応しており、Snapdragon 865のISPと比べて35%の性能向上が実現されました。
複数メーカーが搭載機種を開発予定
Tom’s Guideによれば、Motorola、OnePlus、Xiaomi、ZTEが、Snapdragon 888を搭載したスマートフォン開発を計画しているようです。
同メディアは、今後数日のうちにSnapdragon 888の詳細が明らかになるだろうと記しています。
Source:Tom’s Guide
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania