イケア・ジャパン株式会社は、スキルシェアアプリ「ANYTIMES」を運営する株式会社エニタイムズと連携し、12月1日よりイケアの店舗やオンラインストアで購入した家具の組み立てサービスを全国展開した。
なお、既存の店頭やオンラインで受注する家具組み立てサービスはそのまま継続し、今回の「ANYTIMES」経由の家具組み立てサービスを追加するというかたちとなる。
ちょっとした用事をご近所に頼む
このたび活用される「ANYTIMES」は、旅行の間のペットの世話や語学レッスン、掃除や生活相談などを依頼したい人と空き時間で仕事をしたい人をつなげるスキルシェアアプリ。
カテゴリから依頼したい内容に対応しているサポーターを選んでサービスの料金を前払いするとサービスを受けられるという流れ。これまで依頼されてきた案件のなかでも家具の組み立ては人気の高い案件のひとつだという。
高品質・低価格のサービス
今回の全国展開に先駆け、イケアは家具組立サービスを提供するANYTIMESのサポーター向けにトレーニングを試験導入。2019年9月より関東エリアの一部地域にて「イケア家具組立認定サポーター」によるサービスを展開してきた。
現在、「ANYTIMES」のサイトに載っているサポーターのプロフィール欄に「イケア家具組み立て認定サポーター」と記載されている人が同サービスに対応したサポーターだ。料金は3,000円前後が目安で、比較的低価格な印象。依頼者の都合に合わせ、24時間 365日予約が可能なサービスとなっている。
なお、サポーターに確認したいことなどは「公開コメント」もしくは非公開の「依頼相談後の個別チャット」で聞けるとのこと。
同サービスは、家具の組み立て作業が苦手だったり、多忙で時間がなかったり、高齢者や女性など力仕事を避けたい人にとって便利なものとなるだろう。また、「ANYTIMES」の目指す地域の助け合いサービスとして新しい働き方を浸透させるかもしれない。
- Original:https://techable.jp/archives/143638
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口