Web Summitは米国時間12月3日、アジア最大級の技術カンファレンスであるRISEを2022年3月に復活させ、香港での5年間を終えてクアラルンプールに移転することを発表した。同組織はまた、Web Summit Tokyoという新イベントを2022年に開催すると発表した。
Web Summitのメインイベントは現在、オンラインカンファレンスとして開催されている。
2019年11月、Web Summitは香港での民主化デモの最中に、RISEを2021年に延期すると発表した。しかし2021年のイベントは開催されず、RISEは2022年のクアラルンプールでのイベントで再開されることになる。もちろん、2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのために、他の主要なイベントもキャンセルされている。
Web Summitは2022年のRISEを対面式(オフライン)で開催することを計画しており、Malaysia Digital Economy Corporation(MDEC)と3年間の提携でイベントを開催することで合意している。
Web SummitとRISEの共同設立者兼CEOであるPaddy Cosgrave(パディー・コスグレイブ)氏はプレス向けの発表で「これは香港との別れではありません。将来的にはまったく新しいイベントで香港に戻ってきたいと考えています」と述べている。
一方、Web Summit Tokyoは2022年9月に開催される予定で、グローバル展開の一環としてブラジルのリオデジャネイロかポルトアレグレでの開催も検討されている。
Web Summitはすでに、メインイベントを2021年11月にポルトガルのリスボンでオフラインカンファレンスとして開催する計画を発表している。
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)