イギリス国内で、Appleの「マップ」アプリ作成のために利用されていた複数の情報収集車が売りに出されていると、イギリスメディアCar Dealer Magazineが報じています。
マップデータ収集に使われたインプレッサが販売中
同メディアによると、販売されているのはいずれも白のスバル「インプレッサ」です。過去12カ月間に渡りイギリス国内の様々な場所で、GPSデータ収集や、「Look Around」機能に必要なマッピングデータ収集に利用されていました。
Spotted an Apple Maps car in the Highlands of Scotland. Picked a nice day for it. @reneritchie pic.twitter.com/fJowcF2OYX
— Dr Jonathan Baldwin
(@jbaldwin) June 20, 2019
現在、中古車販売サイトBig Motoring WordやCarzamにおいて、Appleが使用していたインプレッサが販売されています。これらサイトには、Appleが情報収集に利用していた車であることは記されておらず、データ収集に用いられたLiDARスキャナーや高解像度カメラも取り外されています。
世界中でインプレッサを採用
Car Dealer Magazineによれば、Appleはインプレッサを所有していたのではなく、リース会社Arvalから借りていたようで、現在売られているインプレッサはすべて、Arvalの名前で登録されているとのことです。
イギリスではインプレッサはあまりメジャーな車ではないようですが、Appleはマップ用データ収集に際し、世界中で同じ車種を利用している模様です。
Source:Car Dealer Magazine via Cult of Mac
Photo:Big Motoring Word
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania