リサーチ会社のマイボイスコムは12月4日、「買い物時の支払い方法」に関するインターネット調査の結果を公表しました。
直近1年間におけるキャッシュレス決済の利用頻度については、6割弱が「増えた」と回答しており、利用理由で最も多かったのは「ポイントやマイルなどが貯まるため」でした。
店頭での支払い方法は「現金」が90%
本調査は「MyVoice」のアンケートモニター10,167人(うち男性5,724人、女性4,443人)を対象に、2020年11月1日から11月5日にかけてインターネット上で実施されています。
調査では最初に「直近1年間の店頭での支払い方法」を複数回答方式で聞いたところ、「現金」が90.0%となりました。
「クレジットカード」は75.6%、「電子マネーのカード」は51.9%、「スマホ決済、モバイル決済」は37.8%、「デビットカード」は6.0%で、これらのいずれかを利用しているキャッシュレス決済利用者は9割弱です。
2017年時に実施した調査と比べると、「現金での支払い」が最も多いのは同じですが、利用率は98.7%から90.0%へと低下しています。
一方、「電子マネーのカード」や「スマホ決済・モバイル決済」は増加傾向にあります。「スマホ決済・モバイル決済」については、男性30代・40代の利用率が特に高く、各5割弱でした。
オンラインショッピングでの支払い方法は「クレジットカード」が83%
直近1年間のオンラインショッピングでの支払い方法については、「クレジットカード」が83.4%、「電子マネー、スマホ決済サービス」「コンビニ決済」が各1割強となっています。
2017年時の調査と比べると、「電子マネー、スマホ決済サービス」が増加、「代金引換」は減少しています。
また、店頭で「現金支払い」をする人は、他の層と比べてオンラインショッピングでの支払い時に「コンビニ決済」を選ぶ割合がやや高くなっています。
キャッシュレス決済の利用が前年より増えたのは6割弱
直近1年間のキャッシュレス決済利用者に「前年との利用頻度の差」を聞いたところ、6割弱が「増えた」と回答しました【「増えた(29.6%)」「やや増えた(29.0%)」の合計】。
年齢・男女別で見ると、特に女性の10代〜30代で利用頻度が増加傾向にあります。
キャッシュレス決済を利用する理由最多は「ポイント・マイルが貯まるから」
直近1年間の店頭でのキャッシュレス決済利用者に「利用理由」を複数回答方式で聞いたところ、65.9%が「ポイントやマイルなどがたまるから」と回答しています。
次いで多かったのは「少額の支払い時に便利(43.7%)」、「支払いに時間がかからない(40.3%)」、「高額の支払いに便利(36.3%)」でした。
2017年時の調査と比べると、「少額の支払い時に便利」「支払いに時間がかからない」「購入履歴が確認できる」が特に増加しています。
Source:マイボイスコム
Photo:photo AC-しばいぬだいすき
(kotobaya)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-332775/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania