「自動巻きの機械式時計って、カッコいいけど身につけるにはちょっと重そう」なんて、憧れながらもなんとなく敬遠してきたあなたに朗報! 創業1865年の老舗マニュファクチュール・ZENITH(ゼニス)から11月に発売されたばかりの新作「デファイ クラシック カーボン」(リファレンス:10.9001.670/80.M9000、236万5000円)は、65gという驚異の軽さを実現した自動巻き時計。その秘密は、一体型ブレスレットをはじめとするあらゆるパーツに用いられたカーボンファイバー素材です。
抜群の軽さと耐久性、それに個性的なルックスを併せ持つカーボンファイバーですが、こと腕時計に関しては、使用範囲はかなり限定的なものにとどまっていました。
そんななかZENITHは、今まで存在していなかったフルカーボンファイバーを用いたブレスレットを誕生させるべく、全く新しい技術に挑戦。その結果誕生したのが今回発売された「デファイ クラシック カーボン」です。
自動巻き時計として初めてブレスレットにカーボンファイバーを全面的に採用。ブレスレットを構成しているそれぞれのリンクはすべて、「デファイ クラシック」のケースと同素材を用いて精密に成形されたもの。ケース、チタン製バックルと合わせた全体で65gという驚くべき軽量化に成功しています。
モダンでアーキテクチュアルなスケルトン仕様はファンにはおなじみですが、ケースとブレスレットのダークなトーンでいつもと違う引き締まった表情に。星型モチーフをあしらった自社製エリート670SK自動巻ムーブメントにも、ルテニウムでダーク加工を施すことで統一感を演出。
同じく時分針もブラックカラーでまとめていますが、こちらはアワーマーカーとともにグリーンのスーパールミノバ加工を施すことで、明かりの少ない場所での視認性もしっかりと確保しています。
カーボンファイバー表面にあらわれたマーブルパターンはそれぞれ構成が異なり、ふたつとして同じ時計は存在しないため、ユーザーの愛着もひとしおのものとなりそう。またストラップとのコントラストを楽しみたい人のために、カーボンとチタン製のフォールディングバックルが付いたブラックラバーのコーデュラ・エフェクトのストラップバージョン(リファレンス:10.9000.670/80.R795、140万8000円)もラインナップしています。
>> ZENITH
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/339616/
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