iPhoneの組み立てサプライヤーとして知られるFoxconnが、2020年11月に単月としては過去最高の売上を記録したことが分かりました。
先月から10%超の大幅増
Foxconnの11月売上は6,813.75億台湾ドル(約2兆5,075億円)となり、前月比で11.24%増、前年同月比で13.06%増と大幅な売上増を記録しました。単月としてはFoxconnの歴史の中でも過去最高です。
ただし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの影響で、2020年1月〜11月までの累計では4兆6,422.81億台湾ドル(約17兆836億円)となり、昨年の同期間との比較では3.29%減となっています。
四半期でも過去最高を記録見込み
大幅な躍進を遂げた理由として、FoxconnはiPhone12シリーズの好調な売れ行きを挙げています。同社はiPhone12シリーズのうち、上位版にあたるiPhone12 Pro/Pro Maxの生産を独占的に手掛けているほか、シリーズ全体の量産分担比でも7割〜8割を占めています。またサーバーマシンやゲームハードなどの生産も好調だったようです。
iPhoneシリーズの売れ行きは依然として好調で、Foxconnは2020年第4四半期(10月〜12月)の売上が1.8兆台湾ドル(約6兆6,200億円)を超えると予測、第3四半期(7月〜9月)からは約40%増となり、こちらも四半期では過去最高記録になると見込んでいます。
なお、Appleの定める労働規約にPegatronが違反し取引が一時停止したことで、Pegatronから供給されるはずだったiPhone12シリーズの不足分をFoxconnが補っているとされています。
Source:経済日報,財経新報
Photo:Flickr-iphonedigital
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-333082/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania