世界最大iPhoneとなった、iPhone 12 Pro Max。一昔まえのファブレットといってもいいサイズにまで育ったことから、使っていて怖いと感じることが増えた。サラシ&シンプルなケースだと、落としてしまうかもというシーンが増えた。だって、デカいんだもん。そこで提供していただいたスーパークラシックの「旅ストラップ」と「謎記号ストラップ」を使ってみたところ、無病息災でiPhone安全が目指せるんじゃないかって思えたのですよ。
スーパークラシック
旅ストラップ
実勢価格:6850円
ニュー老眼ズには優しいiPhone 12 Pro Max
2020年11月。待望のiPhone 12 Pro Maxが届きました。手にしてみて最初に出た言葉が「でかっ!」。画面サイズは驚きの6.7インチです。
画面はとにかく見やすい。大は絶対に小を兼ねない。特に老眼シーズンがスタートしてしまった僕の目には、iPhone 12 Pro Maxの画面サイズが頼もしすぎました。コイツが届いて以来、いままでなんとも思っていなかったiPhone 11 Proの画面がちっさいなーと思えるようになったほど。いやー、人間の脳ってほんといい加減で調子いいですよね。
またカメラの性能アップぶりにも感嘆しましたね…。ぶっちゃけAndroidの中級機以上のモデルのほうがいい写真撮れるな、と思っていたのですが、iPhone 12 Pro Maxのクオリティアップはお見事です。望遠力が2倍から2.5倍にアップし、広角カメラのセンサーサイズが拡大したことで、ポートレートモードを使わなくても背景がボケるようになりました。
(本体の値段は高いとはいえ)スマホカメラでここまで撮れるのか! と、某高級コンデジを売ってしまったのは内緒です。いやー、だって、今一番スナップ撮影が楽しいのはiPhone 12 Pro Maxですよ。ディスプレイが大きいから、画角決めているときからもう幸せMax。やー、今日もいい写真を撮るぞー(撮れたらいいなー)って気持ちもMaxです。
ボディの大きさに脳が危険信号を発している
ただし、本体サイズの大きさから受けた恐れの気持ちはなくならない。今まで使ってきたスマホはiPhone 11 Pro(6.1インチ)と、Redmi Note 9S(6.67インチ)です。サイズの近いRedmi Note 9Sと比較すると、縦は短いけど横が長い。たったの2mmほどの差ですが、握ってみると大いなる差があるように感じます。
僕の手は日本人の平均より大きいはずなのに、6.67インチAndroidならまだ大丈夫だったのに、iPhone 12 Pro Maxの横幅は脳がヤバいと危険信号を発しています。「コイツ…そのうち落とすぞ」と。
そこでちょいタフめのケースをつけたら、これがまた厚みある。やっちまったあ。でも手にフィットするケースがまだ見つかっていないので、当座はより太らせたiPhone 12 Proと過ごすしかありません。
平面部分があるほとんどのケースで「使える」スマホストラップ
そこで導入したのが、スーパーコンシューマーの「旅ストラップ」です。
まず一般的なスマホ用ストラップについて記しますと、だいたいのものが紐でつなげる仕組みとなっています。そのためストラップホールがあるスマホか、Dリングなどのパーツがついている、ストラップホールがあるスマホケースを選ばねば使えません。
でも旅ストラップのいいところは、平面部分にぴたっとくっつく強力両面テープ仕様となっているところ。スマホ本体に固定…するのは現実的じゃないけど、スマホケースには最初っからついてきたストラップのようにがちっと固定できちゃう。
片手持ちのときに安定するホールドリングつき
スーパーコンシューマーのアイテムはコンパクトでシンプルなのに多機能、という個性を持つものばかり。この旅ストラップにも、ストラップ以外の機能があります。
その最もたるポイントが、ホールドリングとして使える構造だということ。大型スマホには、最初から内蔵してほしいと思えてくるアレ。手にしているときに人差し指や中指を差し込んでホールド性を高めてくれるアレです。
よくあるホールドリングは金属製ですが、これはレザー製。だから指が冷たくならないし、痛くもなりません。またiPhone 12 Pro Maxに限らず、非接触型の充電ベースを使った際でも充電が可能でした。ケースと、旅ストラップの両方をつけている状態で、です。
ストラップ部を取り外ししやすいマグネットホック
ホールドリング部とストラップパーツは脱着可能です。この2つのパーツを固定しているのは磁石で、独特なホック的コネクタ形状となっています。
つながっているときは、上部のボタンを押すとすぐにサッと外せる。もういちどつなげるときは、両方のコネクタ部分を近づけるだけでいい。
紐で結ぶ、コネクタを締めるといった作業は一切いりません。このカンタンに扱えるところはちょっと感動できるもの。なお12月末までに旅ストラップを購入すると、ストラップ側のマグネットパーツがおまけでついてきます。自分で好きな紐を通せば、自分好みのストラップに仕上げられますよ。
ニューノーマル時代を考慮した謎記号ストラップ
旅ストラップを考案したメンバーであるブロガー・ネタフルさんは、さらに旅ストラップの使い勝手を高めるオプションパーツ「謎記号ストラップ」を開発しています。
謎記号の意味は、ブログ・ネタフルのロゴがスライダーに刻まれたものだから。実はご自分で、1つ1つ手作りしているんですって。樹脂パーツはご自宅で、3Dプリンターで出力しているんですって。
機能面においては、ストラップの長さを調節するスライダー部分に注目です。縦方向にスリットが入っているのですが、ここにマスクの耳ストラップを挟めるのですよ。食事の際などにマスクを外さなければならないとき、マスクの置き場所に困る昨今ですが、謎記号ストラップがあれば定位置を決めることができちゃう。うまいアイディアじゃないですか。
キャッシュレス時代は、スマホがお財布となります。それでも万が一の現金が必要なときのために、お札を入れることができる設計になっている旅ストラップと、マスクホルダーになる謎記号ストラップ。ここに、何枚かのカードを入れることができるケースをあわせたら、本当に旅先で困ることがなくなりそう。
新型コロナ禍が続く現在。いつ自由に旅ができるようになるのかまだわかりません。でも、また旅立てる日がきたら、このストラップチームに大活躍してもらいますよ。絶対に。
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000132264/
- Source:デジモノステーション
- Author:武者 良太