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Apple Watchが心房細動を通知し救命に繋がる〜懐疑的だったユーザーが評価一変

AFib message Apple Watch
 
Apple WatchがRedditユーザーのu/FaceDeChuさんの心房細動を通知、記録された心電図レポートをすぐに医師に送信し、診察と治療を受けた結果、救命につながった事例をiMoreが紹介しています。u/FaceDeChuさんは今回の事例が起きるまで、Apple Watchのヘルスケア機能に懐疑的だったようですが、いかに価値のあるものなのか気づいたと報告しています。

医師に心電図を送信後、救急部を受診して治療

u/FaceDeChuさんの報告によれば、彼女がテレビを見ている最中にApple Watchが警告音を発し、心房細動の徴候があることを通知したそうです。彼女はヘルスケアアプリに記録された心電図を主治医に送信したところすぐに病院に来るように言われ、救急部で精密検査を受けた結果、心房細動と確定診断されたとのことです。
 
u/FaceDeChuさんは病院に向かう間にも、Apple Watchは2回警告を発していたと報告しています。彼女は現在、心房細動に起因する血栓形成を予防するために抗凝固薬を服用しているようです。
 
u/FaceDeChuさんを診察した救急部の医師は、「Apple Watchは診断機器として、正確性は十分ではない」と述べたようですが、「Apple Watchが私に医師に相談するよう警告を発したことは事実で、もし私がApple Watchを装着していなければ脳卒中を引き起こしていたかもしれない」と反論したと記しています。
 
u/FaceDeChuさんはApple Watchを装着していたことが自身の救命に繋がったとし、これまでApple Watchのヘルスケア機能に懐疑的だった自身の考えは間違いで、今は全ての人にとって価値あるものだと考えています。

CDCの報告、約50人〜10人に1人が潜在性心房細動を有している


 
米国疾病対策予防センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)は、65歳未満の約2%、65歳以上では9%の人が潜在性心房細動を有していると報告しています。
 
日本では現在、心電図アプリを有効化することは出来ませんが、2020年9月に認証取得済みで、アプリの説明文、画面表示の日本語対応がほぼ完了していることから、近日中に有効化されるのではないかと期待されています。
 
 
Source:u/FaceDeChu/Reddit via iMore, GlobalHealth
Photo:MedPage Today
(FT729)

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