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タイムラインにプロモツイートがあふれると一部Twitterユーザーが不満を漏らす

Twitter(ツイッター)のタイムラインは現在、一部のユーザー向けの広告であふれており、プロモツイートの配信に問題があるようだ。プロモツイート、つまり広告主がより広く宣伝するために課金する通常のツイートは、通常ユーザーのタイムラインの上部に一度だけ表示され、他のツイートと同様にタイムラインにてスクロールされる。しかし最近では、プロモツイートの頻度が増加している。ユーザーの中(Twitter投稿)には、4〜6ツイートごとに表示されると報告する人もいる。また他からも、プロモツイートを複数回見たと報告している。

これはTwitterの広告システムに何らかの問題があることを示している。同社はプロモツイートがユーザーのタイムラインにあまり頻繁に登場せず、エンドユーザーをターゲットとして関連性のあるものにしようとしているからだ。

Twitterのビジネス版ウェブサイトは「我々はプロモツイートの表示方法について熟慮しており、人々が1日に表示されるプロモツイートの数については控え目である」と説明している。

しかし他のツイートのほとんどが広告だったり、しばしば繰り返される広告であれば明らかにおかしい。

Twitterによると、この変更は不具合ではなく意図的なものだという。

同社広報担当者は「私たちは定期的に広告の変更を実験している。当社は常に革新とテストを行っており、今後も学びながら適応していきます」と述べている。

Twitterは@TwitterSupport@Twitter@TwitterComms@TwitterMktgなどの一般向けのアカウントを通じてこのバグへの対応を公式に行っていないため、どのプラットフォームや地域でどのくらいのユーザーが影響を受けているのかは明らかになっていない。しかし米国および海外のユーザーからの苦情は、「ホーム」と「最近のツイート」の両方のタイムラインで確認されている。

アップデートや情報が不足しているため、Twitterユーザーの中には広告主のアカウントをミュートしたりブロックしたりして、プロモツイートの流入に対処している人もいる。広告主はブロックされたユーザーに再びアクセスすることができなくなるため、影響が継続する可能性がある。

Twitterにコメントを求めたところ、この問題について調査中だという。新たな情報が入り次第、続報をお届けする予定だ。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Twitter

画像クレジット:TechCrunch

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter

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