App Annie Japan株式会社(以下、アップアニー)は、スマートフォンアプリの市場データに基づく今年の消費者動向を発表した。
今年における世界全体のアプリ総ダウンロード数は、App StoreとGoogle Playの合計で1,300億を突破する見込み。これは、前年比10%増の数字になるという。また、アプリストアにおける消費支出は前年比25%の成長を記録し、1,120億ドルで過去最高となる見込みだ。
今年の世相を反映した「非ゲームアプリ」ランキング
ダウンロード数ランキングの首位は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」。そして、リモートワークの普及で知名度を高めたビデオ会議アプリ「Zoom」が後に続く。
アプリにおける支出額のランキングでは、マンガアプリ「LINEマンガ」が首位を獲得。ほかにも「ピッコマ」「マンガBANG!」がランクインし、トップ10のうち3つをマンガアプリが占める結果となった。背景にあるのは、社会現象にもなった『鬼滅の刃』の人気だ。そのほか、巣ごもり需要に合わせて各アプリがさまざまなキャンペーンを行ったことも要因のひとつとされている。
「ゲームアプリ」ランキングで首位を獲得したのは……?
支出額のランキングにおいては、日本のパブリッシャーが優勢な状況が続く。「ドラゴンクエストウォーク」「プリンセスコネクト!Re:Dive」といったRPGカテゴリーのゲームが、昨年と比較して順位を上げる結果となったようだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/144337
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
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