2020年にiOSとAndroidの両プラットフォームで最もダウンロードされたアプリのランキングで、モバイル向けショートビデオプラットフォームTikTokがFacebookを抑えてトップの座に輝いた、と報じられています。
消費者支出額のランキングでも2位に
アプリ調査企業App Annieのデータによれば、今年のiOSとAndroidのアプリダウンロード数は1,300億に達し、総売上額は1,120億ドル(約11兆7,020億円)に上りました。
TikTokはここ数年間著しい成長を見せており、最もダウンロードされたアプリでFacebookを抜き去り1位を獲得しました。
トランプ米政権はTikTokの禁止措置を当面保留にしたばかりで、アプリの開発運営を行うByteDanceには追い風が吹いているといえます。
TikTokは、消費者支出額のランキングでも前回から15位順位を上げ、2位につけています。
それでも月間アクティブユーザー数のランキングでは、Facebookの運営する4つのアプリが上位4位以内を独占しており、安定した強さを見せています。
Zoomは219位ランクを上げ最もダウンロードされたアプリのトップ5入り
コロナ禍においてリモートワークおよび自宅学習の要となったビデオ会議アプリZoomは、最もダウンロードされたアプリの前回の格付けから219位順位を上げ、4位に入ってきています。
また、ランキングに新たに登場したばかりのGoogle Meetも7位につけており、ビデオ会議アプリの需要の高さが伺えます。
アプリストアごとの売上では、iOSのApp Storeが全体の65%を占めたことがわかっていますが、Google Playストアも今年は30%の成長が見込まれており、アプリ市場自体は前年比で25%の売上増となる見通しです。
Source:9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-334009/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania