Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、国際連合が催した「世界気候サミット(Climate Ambition Summit)」に参加し、「政府とビジネスは協力し、来年からより強固な気候変動対策ターゲットを目指すべき」と述べた、とReutersが伝えています。
サプライヤー95社の再生可能エネルギーへの切り替えを補助
Reutersによれば、クックCEOは「世界中の企業と政府に訴えたい、2021年を転換点にしようと」と主張したとのことです。
クックCEOは特定のゴール設定を掲げたわけではありませんが、Appleは95社のサプライヤーが再生可能エネルギーに切り替える手助けをしていることを明らかにしました。今年7月に発表した70社という数字からさらなる飛躍が伺えます。
Appleは今年の始めに、企業運営すべてをカーボンニュートラルに行えるようになったと発表しており、2030年までにすべてのサプライチェーンと製品ラインナップをカーボンニュートラルにするという野心的な目標を掲げています。
今回のサミットは、パリ協定 (気候変動) の5周年を記念して催されました。来年には、スコットランド・グラスゴーで国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の第26回締約国会議(COP 26)が開催される予定となっています。
Source:Reuters
(lexi)
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