1:1.6という比率は、なぜか人間にとって「本能的に最も美しいと感じられる」バランスのため、黄金比と呼ばれています。黄金比で作られているデザインは人間が魅力を感じやすいため、実はいたるところで用いられています。エジプトのピラミッドやパリの凱旋門、スペインのサグラダ・ファミリアなどの世界的に有名な建築はもちろん、モナリザなどの絵画や、近年では巨大企業のAppleやGoogleのロゴにも。そもそも、名詞やクレジットカードなどのカード類も黄金比を持つものが多いそうです。
それほど社会に浸透している黄金比を、デザインしたり書いたりするのに便利な文具が登場。それがカード型マルチツールの「Phi Ruler(ファイルーラー)」(5200円~ 12月15日現在)です。過去に世界三大デザイン賞のひとつ、レッド・ドット・デザイン賞を受賞したデザイナーが手がけており、すでに海外のクラウドファンディングで高い支持を受けている商品が、日本に上陸します。
一番の特徴は、3つの機能を併せ持つカード型の文房具という点。通常の「定規」として使用できるだけでなく、黄金螺旋に登場する12の円を描ける「コンパス」機能や、穴あけ加工により角度を読み取れるよう工夫してある「分度器」機能を1枚のカードで可能にしています。
また、カードサイズ自体も、縦と横の比率を黄金比化した“黄金長方形”であるだけでなく、長方形の角を螺旋状につなげて描く黄金螺旋を簡単に書くことができ、黄金比を身近に感じたり表現したりできます。
機能だけでなく素材にもこだわりが。「ファイルーラー」の素材は、ステンレスと銅の2種類に分かれており、ステンレス製はシルバーとゴールド、銅製はブラックゴールドが用意されています。いずれも耐久性は高く、金属ならではの上質感ある仕上がりとなっています。
さらに、安全に持ち運べるよう、オリジナルのイタリア製レザーケースも用意。レザーケースの色はブラックとブラウンの2種類から選べます(ケースなしの選択も可能)。
12月15日現在、ステンレス製が各5200円(レザーケース入り7700円)、銅製が7900円(レザーケース入り1万1400円)から、クラウドファンディング・CAMPFIREにてプロジェクト実施中です。
黄金比を身近に感じ取れる、スタイリッシュな文房具。1枚ポケットに忍ばせておくだけで、心地よい絵やデザインを表現できるかもしれませんね。
>> CAMPFIRE
<文/&GP>
【関連記事】
◆カードサイズに定規&分度器&コンパス!昔こういうのあった気がする!
◆大人が持つに相応しいスタイリッシュなドラフティングペン
◆濡れた紙にも書ける!ミルスペックボディの加圧式ボールペン誕生
- Original:https://www.goodspress.jp/news/341828/
- Source:&GP
- Author:&GP