iPhone12シリーズの売上は当初の予想をはるかに上回っており、iPhone6シリーズが打ち立てた過去最高のiPhone販売台数記録を塗り替える可能性があると、Wedbush証券が報告しています。
増え続ける見込み生産台数
Wedbush証券は、この秋発売されたiPhone12シリーズはまさに「スーパーサイクル」を迎えていることを確信した、と述べています。
Wedbush証券がアジアで行った最新調査によると、iPhoneサプライチェーンは現四半期(2020年10月〜12月)に、9,000万台〜9,500万台程度の生産を見込んでいることが判明しました。
同証券が1週間前に調査を実施した時には、同じ四半期の見込み生産台数が8,000万台、高く見積もって8,500万台程度、10月末時点では7,500万台、そして今から約9週間前の見込み生産台数は6,500万台〜7,500万台だったそうです。
つまり当初のWedbushおよびウォール街の予想から、35%も増えていることになります。
iPhone6シリーズの販売台数を超える?
そして来年1月〜3月期のiPhone生産台数についても、同証券は先週時点での予想を5%上方修正して6,000万台〜7,000万台としました。4月〜6月期も4,000万台前半としていたこれまでの予想を、上方修正する可能性があるとしています。
Wedbush証券は、2014年発売のiPhone6シリーズ以来、ここまで勢いのあるiPhone売上はこの数年見ていないと述べています。
2021年度のiPhone販売台数は約2億1,500万台というのがウォール街の平均的な予想ですが、Wedbush証券はこの数字を大幅に上回る2億4,000万台超えと予想しており、実現すれば2億3,100万台という2015年度の過去最高記録を塗り替えることになります。
iPhone13は全モデルがLiDAR搭載か
またWedbush証券がアジアのサプライチェーンから入手した情報によると、2021年発売の「iPhone13(仮称)」シリーズはストレージ容量が現行モデルの2倍となり、全モデルがLiDARを搭載する可能性があるとのことです。
Source:Wedbush via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-335244/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania