日本では戦国時代から江戸時代にかけて、多くの剣術の流派が生まれました。そのような剣術の稽古を行うために発展していった剣道は、武士道の精神を学べるとあって、近年は国際化が進んでおり、世界各国に普及し始めているそうです。なかでもイタリアはヨーロッパでは最も剣道が盛んな国のひとつと言われています。
そのような縁もあり、非常に豪華な剣道用品が誕生。それが、ゼフィーロ・レザーファクトリーから発売される世界初のイタリア製本革剣道用アイテム「総革製最高級手づくり防具袋」(12万円/税別)と「総革製最高級手づくり竹刀袋」(7万7000円/税別)です。イタリアの革製品工房「DAVID SCAPARRA(ダヴィド・スカパッラ)」と共同開発して製作する剣道シリーズ第一弾となっています。
実は剣道用品は、日本で専門の職人が少なくなっており、大半の製品が日本製ではなくなってきており、使いこめば使いこむほど味が出る上質の防具袋や竹刀袋は姿を消し始めています。つまり、剣道の指導者や高段者、長年の愛好家が使用するのにふさわしい、頑丈で風格のある防具袋や竹刀袋が手に入りにくい状況にあります。
そこで企画されたのが今回の製品です。高品質で知られるイタリアの牛革、トスカーナレザーを使い、フィレンツェの熟練した革職人の手によって、ひとつひとつ丁寧に製作されています。ひとつずつに連番のシリアルナンバーとDAVIDのロゴが施されている様子は、まるで名刀に刻み込まれた銘のようです。防具袋は100個、竹刀袋は200個の限定となっています。
カラーバリエーションは防具袋、竹刀袋ともにヴィンテージブラウン、ブラウン、ブラック、シボ入りブラックの全4色。特にヴィンテージブラウンは、特殊な「洗い」処理を施すことでヴィンテージな風合いを醸し出すというイタリア伝統の染色製法で作られており、人気があります。
防具袋のサイズはおよそ幅45cm×高さ47cm×奥行30cmで、防具だけでなく稽古着や身の回りの小物もしっかり入ります。フラップは付属の鍵で施錠でき、ダブルジッパーのため、別途ナンバーロックや南京錠をかけることも可能です。
ネームタグもショルダーストラップも本革製で、接合部分も高い縫製技術により高い強度を誇ります。内側には抗菌、脱臭・防臭作用のある天然竹繊維と綿の混紡素材バングロリネンが用いられています。
竹刀袋は2本用のSサイズ、3本用のMサイズ、4本用のLサイズの3種類あり、いずれも高さはおよそ128cmで幅の大きさが異なります。こちらも内側にはバングロリネンが使用されています。
かつての剣豪たちは大切な道具である刀の手入れに余念がなかったそうです。令和の剣士である剣道愛好家も同様に、モノとしての魅力にあふれる防具袋や竹刀袋を使って、道具を大切に扱ってみませんか。
12月20日現在、楽天にて販売中です。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/342890/
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