電源カフェ株式会社が提供する「DENGENCAFE」と、凸版印刷株式会社が提供する「nomachi」が連携し、「DENGENCAFE」アプリで店舗の混雑状況および電源の空き状況を確認できるようになるようだ。なお、実装は来春を予定している。
「DENGENCAFE」×「nomachi」
一方「nomachi」は、施設の混雑状況をリアルタイムで表示するサービス。センサーを座席単位で設置することで各席の在・不在を検知し、デジタル端末に自動表示できる。
このたびの連携により、「DENGENCAFE」と「nomachi」の両方を導入し、電源付きスペースを有する店舗の混雑状況と電源の空き状況が「DENGENCAFE」アプリで確認できるようになるという。マップ上に表示されたピンをタップすると、店舗情報とともに電源・Wi-Fiの有無と電源の空き状況などが見られる仕組みだ。
密を避けつつ電源を確保
もともと「DENGENCAFE」は、2010年にサイトリリースされた個人運営の「電源カフェ」だったが、利用者増加を受け2018年に電源カフェ株式会社を設立するに至った。昨年7月に全面リニューアルし、「DENGEN CAFE」として正式リリース。現在約5000店舗を掲載している。
「DENGENCAFE」と「nomachi」を組み合わせることで、「DENGENCAFE」ユーザーは、混雑状況を把握しつつほぼ確実に電源にたどり着けるという。同サービスを利用すれば「近くで見つけた電源スポットに行ってみたが席が埋まっていた」ということは避けられるかもしれない。
- Original:https://techable.jp/archives/145077
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口